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沁月
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ウ教×ハ♀ 相思相愛 読み切り
心の丈は深海よりも
MHRウ教×ハ♀。相思相愛。
微妙に本編ネタバレあり。
闘技場の物置の清掃をする師弟であり恋人同士の2人。
何気ないやり取りの中でふと『ウ教はどれだけ自分を想ってくれているのだろうか』が気になってしまうハ♀。
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『
……
ウツシ。背中のこれ、結構なアザニャ。我慢してたニャ?』
『我慢はしてませんよ、痛みは本当にないので。まあ、動くと少しだけ』
『それを我慢というんだニャ。家まで押しかけて正解ニャね』
『かなわないなあ。愛弟子には内緒ですよ? 気にするでしょうから』
『
……
まあ、気付いてたと思うニャ。ヒノエは気付いてたニャア』
『ええ? さすがだなあ。俺もまだまだですね』
『全く
……
もう一度言っておくニャ、本当にほどほどにするニャよ』
『
……
ほどほど、ですか』
『ウツシがあの子に心底惚れていて、自分より大切にしたいのは、重々分かってるニャ。でも、だからこそニャ』
『
………
。肝に、銘じておきます
……
』
愛弟子よ。
愛しいキミよ。
これは俺の勲章であり、戒め。
キミが弱くないことは、俺が一番知っている。
けれど俺の前でだけは、俺が関わることにだけは。
俺を案じて、俺を想うからこその弱さを、俺だけに見せてほしい。
これは俺のわがままだ。
ねえ愛弟子、愛しい人よ。
俺はキミが思うより、臆病かもしれない。
愛してる、と俺がキミに告げてキミが嬉しそうに笑いながら、俺の腕の中に来てくれる度に思う。
キミが、俺を愛してくれているのだと、俺の腕の中はキミだけの居場所になっているのだと、こんなにも心が安堵する。
キミを守れるのは、キミの心が解れる居場所は、俺だけであってほしい。
大好きだから、心から愛しているから、貪欲になってしまう。心配になってしまう。
もしかして、キミもそうだったりするのかな。
もしそうなら、俺は最高に幸せだけれど。
ねえ、愛弟子。
俺の愛しい人よ。
ほどほどって、難しいね。
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@acadine
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