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DRRV11037
2024-03-26 14:29:58
12536文字
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四葉結の設定資料
〈目次〉
1. 性格 2. 対人関係 3. 環境
4. 習慣 5. 身体的特徴 6. 名前
7. 才能 8. イベント 9. 対比
10. 制作経緯
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対人関係
四葉は自然体で優しい。人間はみな尊いと認識しており、個人的な好き嫌いはあれど全員に基本的な尊重の態度がある。
同時に「誰も自分を傷つけない」と安心しており、警戒心の薄い受容的なオーラで他者を迎える。
彼女は躊躇いなく周囲を助けることができ、その際も奢ったところがない。あるときは個のために一生懸命寄り添い尽くし、全体の中で自分が果たせる役割があればそれを果たす。とりわけ自分から最も縁遠い人や、誰にも愛されていない人、絶対に回復しない人にこそ優しくしようとする。なぜならそれが平等に繋がるからである。
一方で、価値観のズレから自分本位な他人想いの理想主義者になってしまうこともある。四葉の善はやや普遍主義的であり、個々の他者に喜ばれるよう調整されていないことがある。
たとえば、誕生日に生ゴミをプレゼントしてほしいと言われたら困り果てる。言い換えれば変人慣れしていない。彼女が従う普遍的な道徳は、個々人の幸福に必ずしも合致しない。(ただし、チョコケーキが苦手だと公言している人にチョコケーキを買っていくほど過剰に鈍感に描くべきではない。)
〈平和主義〉
四葉はユートピア的平和主義者であり、酷いことをした相手に対して「だめだ」と言えても、力ずくでやめさせるための十分なパワーや手段を持たない。
〈受動性〉
四葉の積極性は“気を張っていること”とほぼ同義である。甘えてもいい状況では、とことん受動的になる。
「本当はキミと一緒なら何でもいいんだけど
…
」
〈繊細な感性〉
四葉は一般人にしては優れた観察眼を持ち、良くも悪くも気づきやすい。しかし気づいた情報を元に思考する過程で、ベースの知識の偏りや思い込みにより、他者を誤解することもよくある。
また彼女は繊細すぎるあまり、イジリやからかいが通じない。自分自身が対象にされたときですら半ば以上傷ついており、関係が悪化しないのはひとえに許しているからである。他者がからかわれたときは、やんわり止めようとする。
〈描写の際〉
四葉は誰のことも人間として扱おうとする。四葉の地の文で、人間のキャラクターに対して動物を比喩に用いることはなるべく避けたほうがよい。特に、見下しの感情が文脈に乗りうる状況では避ける。
小栄は一時的にその例外になり、人間として認識されない瞬間がある。明らかに兎をモチーフにした白跳には、アニマリスティックな描写をしても、はっきり「兎みたい」と表現することを避ける。
四葉自身を三人称視点で描写するときも「天使」は使わないほうがよい。四葉が楽園のような環境の出身だと誤解され、彼女の人生経験のネガティブな一面が蔑ろにされるのを避けるためである。ただし、キャラクターの一人称視点で四葉を描写する際は、そのキャラクターの偏見を入れてよい。
善良さによるバイアス
彼女は悪意や支配に対して鈍感である。善の一元論を信じる四葉は、悪意ある他者を理解できない。
自身を傷つける存在を含め、全ての他者を“バックグラウンドに何かがあるのかも”“何か事情があってこうせざるを得ないんだ”という性善説の眼鏡で見てしまう。
「玄関に見知らぬ人」「怪しい誘い」など典型的な手口の悪行に、人並みに適切に対応できる。しかしそれは、両親が防犯知識を教えたおかげに過ぎず、犯罪があるという表面的な知識に留まり、実感や理解を伴わない。
一見して攻撃に見えない攻撃には、ほとんど対処できない。たとえば、巧妙に偽装された嫌がらせを理解することが難しく、いつまでも偶然だと思い込みたがる。
ただし、傷つくこと、傷つきを自覚することは容易くできる。「相手に悪気はないと思うけど私は傷ついた」という認識が四葉にはしばしば起こる。
そのおかげで、相手に対して無神経にならず、自身が他者を不意に傷つけないよう十分気を遣うことができる。
傷つきに対する反応
・自分の傷つき
傷つきに敏感なだけでなく、自分の利益が損なわれると残念に思うなど人間らしい側面も持っている。何であれ悪い出来事があっとき、彼女は悲しむだけで病的な悩み方をしない。病むという概念を知らない。大きなショックを受けたときは、言葉を失い「え?あ、あれ?え
……
?」と固まってしまいやすい。失敗・挫折・悲しみの経験が少ないせいである。
最も異質なのは、四葉がどれだけ傷つけられても相手を憎まないことである。軽い怒りや苛立ちは感じるかもしれないが、決して相手の不幸を望まない。
・他者の傷つき
傷ついた他者を慰めることは不得意である。なぜなら、彼女の不幸の解像度が低いせいで、ひとのマイナス感情を解釈するのに極端に意識的にならなければいけないからである。一方、励ますことも得意とは言い難い。前進することのハードルの高さは先天的気質で理解できるため、励ますときに躊躇いが出てしまうからである。
結果、悲しみを理解できないが、傍で体温を与えるような存在になる。四葉は、どこで何をしていようとも相手の幸福を願っている。それは直接的な解決にならないが、祈り手の存在が他者の間接的な癒しになる場合がある。
他キャラとの関係
周囲からは、本人が思うほど“普通の子”扱いされていない。彼女の繊細な感情や受け身な態度は、いっそ話しづらいと思われることすらある。
四葉の優しさは、普通の幸せを享受している人から顧みられない傾向にある一方、人権侵害的な状況に置かれている人から好かれやすい。
恐らく、四葉が持つ無条件の愛情深さや基本的な安心感は、困っている人や苦しんでいる人から必要とされている。
・榊光
四葉に自覚はないが、四葉に対する好感度が全キャラ中 最も高いのが榊である。
榊は四葉を特別に信頼している。きっかけが偶然最初に出会ったこととはいえど、記憶喪失の自分に一切の疑心を抱かなかった四葉は、“第一番目の友達”として彼の印象に残っている。榊は彼女の純粋な善性や優しさに居心地の良さと救いを感じ、共に過ごす時間を純粋に楽しんでくれる姿が好きで、悪意だらけのデスゲームにおける唯一の安全地帯のように認識している。彼の好意は敢えて表現されないから、よく話しかけてくる以外に大したサインはないが、いざというとき、榊は命を捨ててでも四葉を助けようとする。
一方の四葉は榊を頼りにし、太陽のような親切さを尊敬し、彼の輝いたところを好んでいる。四葉は榊の性格を正確に理解していないが、榊自身が理解を求めていない(全く重視していない)ので、ただ楽しい時間を共有できたらそれで十分だと思われている。
二人は、互いに互いをよりよい方向へ導こうとする引力があり、相手が道を踏み外しそうになったとき正そうとする意志がある。
二人は、互いに恋愛感情を向けていない。その理由は主に、榊の顔立ちが四葉の好むような少女漫画の王子様のような特徴からやや外れていることにある。
ボードゲームの実力に大きな差がある。四葉は榊に10回挑んで1回勝てたら運が良いくらい。(四葉と昼間が戦うと概ねドローになる。)
・楸谷徹
楸谷は四葉の奉仕的な性質に目をつけ、客にしようと狙っている。恋愛的なアプローチへの対処法を知らない四葉はときどき振り回される。
二人は、互いの駄目なところも受け入れる甘やかし合いの関係にある。楸谷は他者を受容する技術に長け、四葉もまた相手を尊重し (途中戸惑ったとしても) 最後には他者を受け入れられる。とりわけ楸谷がネガティブな感情にオープンであることから、四葉は彼の前で一番素直に振る舞える。
四葉は彼を“子供っぽくて素直な人”と認識している。言動に目立つ精神的な幼さ、彼の心の脆さや、根底にある弱気な部分を察している。が、“格好良い姿を見せたい”という意思を尊重し、ストレスを抱えていないかといつでも支えられる距離から注視し、だけども深く立ち入らないようにしている。一言でいうなら、良くも悪くも目が離せない人だと捉えている。
ただし二人にはすれ違う点がある。楸谷は他者に対して“たくさん要求されたい”と願うが、四葉は“いてくれればそれだけで幸せ”と他者に多くを望まない。そのため、親しくなればなるほど楸谷が不安な気持ちになっていく。
・黒原舟
四葉と黒原は相性が良い。この二人にしては珍しいことに、四葉は黒原の仕草や喋り方を気持ち悪いと感じており、黒原は四葉の鈍臭さにしばしば呆れている。それでもなお二人は互いを尊重できる。なぜなら彼らは「私/僕はこの人のこの点が苦手だが、それを踏まえてなおこの人はありのまま生きていい」というあらゆる他者に肯定的な価値観の持ち主である。
そのうえ、黒原にとって四葉は成長の機会を与えてくれる人でもある。黒原がコミュニケーションを不得手とする原因は完全に学習機会の不足であるから、会話の仕方を学ぶ機会さえ与えられれば成長のポテンシャルがある。そこに、他者を尊重できる四葉は最適な先生役になれる。会話の中で、四葉は相手の失敗を水に流しながら、新しい価値観に触れさせ、取り入れるかどうかは相手次第だと任せ、そして黒原がどれだけ失敗しても見放さない。彼女の謙虚さ故に、教える関係性になったとしても二人の間のパワーバランスが傾くこともない。(四葉はそもそも上手く話せるようになれとまで思わないが、黒原は皆と仲良くなるための貪欲な学習意欲があるため、自ずと四葉から学びたがる。)
四葉にとって、黒原は本人以上に本人に詳しい存在になりうる。観察力と記憶力が強く、関心が常に外に向いている黒原は、暫くデータを蓄積する時間さえあれば、他者の好みや癖はもちろん調子の良し悪しも細かく把握できる。そのため実は気配り上手になれるポテンシャルもある。
ただし、四葉と黒原が仲良くなれるのは、才囚学園のような限定的な空間のみである。閉鎖空間では人間関係で何が起きても物理的な距離が取れない、つまり他者と向き合うことに強制力が働きやすい。少し優しくされたらストーカー化してしまう黒原は、このような閉鎖空間でなければ人間関係を維持できない。
・改瀬未遥
四葉は改瀬の超高校級としての側面を尊敬し、改瀬は四葉を親しみの持てる同級生のように認識する。
・小栄なずな
一見仲良しだが、互いにストレスを与え続けてしまう関係性である。
四葉にとって小栄は、理解できない存在である。第一の陽気で明るいところは好きになれる。が、一見普通に見える小栄が所々滲ませる常識外れな一面に戸惑わされる。たとえば価値観、距離感、スキンシップ、遠慮するところしないところ、小栄は何もかもが普通とはズレている。四葉は他者の言動にパターンを見いだそうとするが、背景や前提が違いすぎる相手には適用が難しく、小栄が何を考えているのか理解できない。
もちろん、小栄も他者が何を考えているのかよく分からない。彼女に合わせようと必死に努力し、疲弊してしまう。
・天探司織
天探が一方的に四葉を嫌っている。
四葉にとって天探はさほど重要な存在ではない。彼女は精神的に健康すぎてセラピーを必要としない。だからこそ天探が秘める独特の支配性に勘づきやすく、彼女とのコミュニケーションでストレスを感じる。
天探は、四葉のことを無知な温室育ちだと捉えている。他者からの攻撃に目敏い天探は、四葉のストレスを敏感に拾い、そのうえ投影の効果も重ねて“四葉さんが私を嫌っている”と認識している。しかし本当は天探が四葉を嫌っている。(天探は薄ら自覚しているが、問題が起こらないからそのままにしている。)
・三品博行
四葉が無自覚のうちに彼の地雷を踏み、三品が無自覚のうちに傷ついていく関係。
三品は四葉のことを姉のような存在として好んでいる。実際には彼にとってそれ以上の存在だが、三品は他者を注意深く見ないから暫く気づかない。四葉は彼を元気いっぱいな友達だと見なしている。
四葉は三品のことを善人だと当たり前に捉えており、気遣い上手な姿には敬意も抱いている。三品は四葉の“典型的な良い子”の側面をさほど好まない。
恋愛
前提として、四葉はいわゆるストレートの女性である。恋愛に関していえば、彼女はヘテロロマンティック、ヘテロセクシャルに該当する。言い換えれば彼女は、博愛主義的者とはいえ、恋や性の対象と見なしうるのが基本的に異性である。彼女の中では、愛情と恋情に明確な区切りがあり、前者は無私のもので後者はエゴを含む。
〈付き合ったら?〉
二つ特徴がある。まず、尽くすだけ尽くして見返りを求めない。たとえば、相手の意見や好みを第一に尊重し、連絡をまめに行い、風邪を引いたら付きっきりで看病する。細かな記念日は記録しないものの、相手の誕生日を一番大切に祝う。
もう一つ、許容範囲がとても広い。恋をする前は「浮気は無理だなぁ」と思っているが、いざ付き合えば浮気されてもなんだかんだで許してしまう。もっといえば言われるままにお金を貸してしまう。ただしあまり雑に扱われると、我慢しきれなくて拗ねる。
〈別れたら?〉
別れを切り出された場合、自分は相手を幸せにできないのだと理解する。目の前で泣き出すかもしれないが、その場で関係の解消を了承する。その後3日は体調を崩し、数ヶ月以上は相手を思い出して悲しみ続ける。しかし相手を嫌うことはなく、いつも相手の幸せを願っている。一貫して、自分と相手の相性が悪かっただけだと認識できている。そのため相手に配慮してなるべく顔を合わせないようにする。
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