DRRV11037
2024-03-26 14:29:58
12536文字
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四葉結の設定資料

〈目次〉
1. 性格 2. 対人関係 3. 環境
4. 習慣 5. 身体的特徴 6. 名前
7. 才能 8. イベント 9. 対比
10. 制作経緯

気質

一言で言い表すなら、献身的でマイペース。こうした気質は極めて幼少のころから顕れていた。

知覚において直感を重視する。言葉そのものより言葉の裏に注目し、具体的な事実に抽象的なパターンを見出す傾向が強い。



性格

経済的余裕と良好な家庭環境に裏打ちされ、それなりの情操教育や幸せな思い出を積み重ねてきた美徳の持ち主。

四葉は他者に無条件の愛情を向けることができる。



善悪の判断

「人類は善という統一された一つの方向に歩いているが、歩幅や速度はばらばらだ」という思想を持つ。つまり、善の対極の位置に悪が存在せず、代わりに未熟な善が広がっているだけ。四葉は善の一元論者である。
(もしも善悪の最終的な判断があると仮定するならば、人間を超越した存在にしか下せないものであるとして、彼女は判断を保留する。)

四葉の世界観には、対立は存在するが、勝つべき正義はない。
たとえば二者の対立があるとき、四葉は両方のために祈る。そして勝者と敗者の両方を愛する。もちろん、二項対立より遥かに複雑な関係に対しても同様である。



思想

四葉の思想は言語化しがたいものであるが、言葉の世界に構築し直すならばそれは人権思想だといえる。
四葉は、人権を自然にあるものだと心の底から感じている。全ての人は何の対価も無しにもともと安全で幸せに生きられるというような感覚が身体に備わっている。
逆に言えば、人権が守られない状況を想像するのは容易でないし、一度でも理解すればその状況を直そうとする。

四葉は客観的に見たとき理想主義者であるが、自分でそれを“理想”と思っていない。理想を達成する(achieve)つもりはなく、失われないのだから持つ(have)とも思わず、ただそこに在る(be)と思っている。当たり前に世界の隅々まで満たしていると思っている。四葉が本編で直面するギャップは、現実と理想のギャップではなく、現実と本来のギャップである。
四葉はどんな最悪の状況下でも、たとえ上手く機能しないとしても、それでも己の信条を実行しようとする。そして上手くいかないとき、自分の無力さを感じる。



祈り

他者の幸せを祈るのが四葉の自然体である。全ての善行は彼女の自然であり、決して他者から評価されるためではない。

彼女は個人主義でも全体主義でもなく、天が示す理想的な善性めいた何かに基づいて思考する。しかし、達成しなければ得られない状況に不慣れな彼女においては、目標を達成する手段があやふやであるため、実際の上手い行動が伴わないことが多い。すると結局祈るしかなくなる。

また、四葉は他者に幸せを与えようとは考えない。初めから既製品の幸福を与えるわけではない。他者が幸せを追求するとき、そうできる環境を整え、不当な妨害から守り、幸せを祈ることをするほうが四葉らしい。





言われて悲しい言葉は「君は何も分かっていない」