【第二部】(続き)
金剛流 能『花月』
シテ:種田道一 笛:野口亮
ワキ:福王茂十郎 小鼓:荒木建作
アイ:善竹大二郎 大鼓:石井景之
初見の演目。行方知れずになった我が子を訪ねて諸国を巡る僧(ワキ)と、その我が子=少年花月(シテ)との再会を描いた、芸づくしの演目。
こういうドラマ性のある演目も好きです。
ただ金剛流については、こういう機会でもなければ観る機会が殆ど無くて、まだ流派の特徴についてはよく分からず😅
お能サイドに知ってる方が全く居ないのも新鮮でした。
初心に戻った感じ。
*・*・*
和泉流 狂言『梟山伏』
シテ(山伏):三宅右近
アド(兄) :三宅右矩
アド(弟) :髙澤祐介
梟の呪い=感染をテーマにした演目。
以前、狂言を観始めた頃の野村狂言座で観ましたが
…
元々「小学生に見せると必ず感染します(By萬斎)」
というなだけあって、この日一番の大ウケでした🤣🤣🤣
だって、、、
ほーーーー!!\(^o^)/
だもん。ズルいよね。そりゃ笑うよね🤣🤣🤣
でも、観客も疲れてきたであろう終盤の夕方6時頃に、こんだけ爽快に笑える演目を持ってきたのは◎
良きリフレッシュになったと思います👍✨
にしても山伏のラスト、彼だけはちょっと哀愁漂っていて
…色々と感じることがあるのだが、ネタバレになるので言うのはやめときます(笑)
山伏ネタは世にも奇妙な物語感があって面白いですね🙂
*・*・*
喜多流 能『項羽』
シテ:塩津哲生 笛:松田弘之
ツレ:狩野祐一 小鼓:曽和正博
ワキ:舘田善博 大鼓:大倉慶乃助
ワキツレ:則久英志 太鼓:中田弘美
アイ:三宅近成
とうとう最後の演目になってしまいました。こちらも初見。古代中国の英雄・項羽と、その妃・虞氏の運命を描いた演目。喜多流のお能も最近ではなかなか観る機会がなくて、久しぶりでした。
ワキの舘田さんの美声(色とりどりのお花を持ってるのが可愛い)と、松田さんの笛の音色にうっとりしつつも、後半でツレの虞氏が身投げした瞬間は、シテの項羽と共に私も「あ
…!」となって切なくなりました🥲
その亡骸を探し求める項羽の表情(面)は、本当に悲しげに見えたので、ここが能面の凄いところ。あと台座の赤い布の部分が、項羽のテカテカの装束に反射して映ってまして、それが服が血に染まってるかのようにみえたんですよね
…。状況の過酷さを現してるみたいで、見応えがありました。
*・*・*
ということで、式能の感想は以上となります。
長文失礼致しました🙇
約10時間のロング観能でしたが、能楽堂とお能の雰囲気が好きなので、全然苦じゃありませんでしたね。むしろ、お能好きには夢のような時間でした😁
来年も推し活が被らなければ(てか出てくれても良いのよ笑)、また観に来たいと思います。
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