第64回 式能
国立能楽堂
令和6年2月18日(日)
【第一部】10:00開演
【第二部】15:25開演
公式サイト↓
https://www.nohgaku.or.jp/shikinoh2024
*・*・*
昨年に引き続き、今年も式能を通しで観てきました。
因みに昨年の感想はコチラに書いてあります↓
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/26613
今年は推しは不在でしたけど、お能好きにはたまらないビッグイベントなんでね、行ってきました。
結果、行って良かったと思いました。
お能、めっちゃ堪能したー!!\(^o^)/喜
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【第一部】
観世流 能『翁』
シテ:観世清和 頭取:鵜澤洋太郎
三番三:山本則重 脇鼓:田邊恭資
千歳:観世三郎太 脇鼓:清水和音
面箱:山本則秀 大鼓:佃良太郎
笛:一噌隆之 太鼓:金春惣右衛門
観世流 能『淡路』
シテ:浅見重好 笛:一噌隆之
ツレ:藤波重彦 小鼓:鵜澤洋太郎
ワキ:福王知登 大鼓:佃良太郎
ワキツレ:矢野昌平 太鼓:金春惣右衛門
ワキツレ:村瀨慧
アイ:山本泰太郎
大蔵流 狂言『夷大黒』
シテ(大黒):山本東次郎
アド(男) :山本則孝
アド(夷) :山本凜太郎
開始早々『翁』から『夷大黒』まで、約3時間近くノンストップ。狂言もお囃子付きなので、お囃子隊も出ずっぱり。お疲れ様でした🙇
観世流宗家の翁は、お正月にも観世能楽堂で拝見してますが、やはり国立能楽堂で行う『翁』は格別で、舞台も見所もシーンとした空気感から神聖な雰囲気を醸し出し、物凄い緊張感が漂っていました。
前回は🦊っぽい翁の面(過去ログ参照)でしたが、今回は垂れ目のオーソドックスな翁の面でした。三郎太さんの千歳もめっちゃカッコ良かった✨
山本家の三番三を観るのは初めて。以前、茂山千之丞さんの単独の三番三を観た時に、同じ大蔵流でも茂山家と山本家とでは全然違うとおっしゃっていたので気になっていました。
※千之丞さんの三番三の感想はコチラ
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/27126
これまで三番叟(三番三)は、野村萬斎さん、野村又三郎さん、茂山千之丞さんと観てきたけど、どれとも違う舞い方で、とても新鮮で観ていて面白かったです🥹
お家が変わると舞いもこんなに変わるのかと、改めて実感しました。
山本家の揉之段は、足の動きがソロリソロリ、ダン!ダン!といったリズムで雄々しく舞い踏んでいく。方向転換する時は身体を先に向けてから、顔をあとからプイッと向けるのが面白い。烏飛びはダイナミックに大きく3回、最後は目付柱付近に着地。
面箱と三番三の問答では、鈴は袖に隠しており、渡す直前にスッと出していた。なかなかスマート(笑)
鈴之段は、前半は頭より高い位置で鈴を振り、後半になってから種蒔き姿勢になる。このあたりは、盛り上がる後半に向けて力を溜めてる感じがあり、千之丞さんの三番三と通ずるものを感じた。また烏飛びの位置も和泉流とは違うけど、千之丞さんと同じような気がしたので、この共通部分が“大蔵流の型”ってことなのかな?と思ったり。
と、同時に、和泉流は最初から種蒔き姿勢なので、写実的なんだなァとも思ったり。こうして他家を知り、比べることで互いの家の特徴が、より具体的に分かるようになるのが、また楽しい😌
三番叟を知り、好きになったキッカケは萬斎さんでしたが、改めて三番叟(三番三)おもしれー!!と思い、その奥深さ故に、またズブズブと三番叟沼の底へと更に沈んで行ったのでした(笑)
能『淡路』では伊弉諾尊の舞、狂言『夷大黒』では神様たちの舞を堪能。おめでたい要素重視で笑える狂言ではなかったけど、予祝の儀式としては、まとまりがあって良かったです。
てか、東次郎先生の大黒様ってハマり役な気がする(雰囲気的に)
(次頁に続く)
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