【昼の部】君は最高で特別なぼくのライバル

【ドッジ弾子】で二階堂平子×一撃弾子
弾子ちゃんが平子様のお家にお呼ばれする話。


後日。
「さあ! 弾子くん今日も熱い勝負をしようじゃないか!」
聖アローズ闘球部を率いた平子が相変わらず息を弾ませやって来たのを球川闘球部の面々は「わあ、また来たよ」という表情で出迎えた──、そう弾子以外面々は。
丁度珍子とキャッチボールをしていた弾子はボールを珍子に渡すなり、興奮して自身の体を掻き抱く平子に近付くや否や彼女の顔近くまで身軽にジャンプした。

チュ。

そのあまりにも小さくて可愛らしい音が周囲に静寂を齎す。
「あれ? 外国式の挨拶ってこうじゃなかったっけ? ん? おやすみの時だけ?」
ひとり首を傾げる弾子。あわあわと慌て始める球川闘球部と聖アローズ闘球部の面々。
そして、勘違いして教えた挨拶をされた平子はぐらりとその身を反らし倒れてしまった。
「平子お嬢様ーーーっっっ!!!!」
悲痛な五十嵐の叫び声とは裏腹に倒れ込んだ平子の顔はとても穏やかで幸せそうだったという。