ひろっぷ
2022-03-13 19:06:27
5672文字
Public 第五 探探
 

【腐】最悪だ、こんな奴!【迷ロナ】

若干雀モグ要素。stkするされる探探ちゃん。



おまけ

結局、あれからあの男は度々ロナードの前に現れ、一言二言言葉を交わしては去って行くという行動を繰り返していた。
以前の状況に比べれば改善された方だ。どこかから見られているのは変わらないが、正体が分かっているのならまだ楽な方。
モグラからはというとロナードが遭遇した情報以上のものはなく、どことなく悔しそうだったのを覚えている。
雀舌もあの時ロナードを遠目に見ていたそうだが、会うなり肩を叩かれたのだ。あの雀舌ですら同情するぐらいなのかとロナードは他人事のように空を仰いだ。
いつもの自室で出かける準備を済ませ、ふと机の隅の花に目が向く。あの時花束は捨てたが、何故だか耳に添えられた一輪だけは捨てられずにいた。あの男の事だ、何か意味があるのだろうか。

「花言葉?その花ですか」
「あぁ。調べて欲しい」
…………
「雀舌?どうしました」

自室の本棚にそんな書物があるはずもなく、渋々とモグラの元へ向かった。が、相談するなり雀舌が怪訝な顔をしている。

「すぐ分かったよそれ。聞きたい?」
……………五分待て」
「長いですって。言ってどうぞ」
「おい!」

「『美しい容姿』……要は『貴方は綺麗です』って事じゃないの」

…………

ロナードは頭を抱え、モグラは膝を叩いて大笑いしたという。