【家系】

『安寧の灯』における重要な家系と関係する神様の設定文。
⚠︎︎倫理や道徳が破綻している箇所があります。







【時雨咲しぐれさき家】


・白神家を【陰から支える】一族。信仰対象は「安栖あずまい様」。

・時雨咲家の歴史は500年と浅い。
これは安栖が音羽村に現れた時期とちょうど同じである。

・白神家の家系を守るための【影武者】として利用され、一族の人数は一世代だけで50人を超える。
命を捨てることを前提で生かされるため卑屈な性格の者が多い。

・信仰対象である安栖のことは「もしもの時の【盾】」として見ているため、純粋な信仰心は無い。安栖を恐れながら、自分たちにとって都合が悪いことが起きると、躊躇いなく盾として差し出し逃げる。

・安栖は時雨咲家の初代当主と親友だったとされている。
初代には「あなたが生きたいように生きてください。私たち一族のことはどうかお気になさらず」と常日頃から伝えられていた。
しかし3代目に「あなたの力が必要だ」と懇願され、手を貸したことがきっかけで安栖の力を利用され始めた。
安栖は初代以外に情は抱いていなかったが、要望を断ったり無視しようとするたびに一族の子どもが瀕死状態に陥る(安栖への生贄(脅し)として差し出している)ため、初代の子孫が己のせいで命の危機に瀕するのは嫌で渋々従っていた。

・安栖を都合のいい盾として使うという、命知らずな行為を代々行ってきた時雨咲家は現代で破滅に追いやられる。安栖による『神の罰』によって。
もっと早く破滅させることはできた。そうしていたら犠牲者を多く生み出すこともなかった。破滅させたときには時雨咲家の犠牲者は数百人以上に及んでいた。
悪意しかない利用をされ続けたことで、安栖の心は壊れてしまい、彼らが望む都合のいい盾、操り人形と化していた。だから忘れてしまったのだ。

「あなたが生きたいように生きてください。私たち一族のことはどうかお気になさらず」

という初代の言葉を。

「師匠が生きたいように生きてください。師匠にとって大切な人を優先して守ってあげてください。こんな一族、今すぐ捨ててください」

時雨咲家の陰謀に巻き込まれて死亡し、霊となった佑香ゆうかの言葉によって、初代の言葉も共に蘇った。


--時雨咲家は201×年に終焉を遂げた。



『安栖(あずまい)様』

彼が現人神と知っている村人は時雨咲家の者だけ。
純粋な信仰者は限りなく少なく、現代においては0となっている。
歪んだ信仰心を向けられ続けた結果、『神の罰』もとい『反転』が強化されている。
人間を見守りつつも人間のことを信じていない、という矛盾を抱えた神様。
時雨咲家は安栖を利用する一方で、安栖も時雨咲家を利用している。
時折見せる良心は純粋で真っ直ぐな信仰者のおかげで得たものである