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冬灯夜
2022-05-17 22:31:45
4366文字
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ルミナリア
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境界を越えて
ルミナリア レオミシェ風味
#ルミナリア版ドロライ企画【レオ】【ボーダーライン】
・答えの出ない、或いは答えがたくさんあるもの
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2
おまけのレオミシェ増量会話文
「レオくんは私を優しいって言うけど、そんなことないよ」
「え、優しいじゃん。
……
たまに怖いけど」
「私よりセリアの方が優しいよ」
「セリア? まあそりゃセリアも優しいっちゃ優しいけど、何かもうそういう感覚がないんだよな
……
」
「
……
三人ともそんな感じだよね。傍から見てると凄いんだけどな」
「そうか?」
「うん。凄く自然に人を助けようとするよね」「え。
……
いや、だって当たり前だろ? ミシェルだってそうだし」
「何て言うのかな。基盤っていうか
……
あ、アグライア様の教えなのかな。根本にあるっていうか」
「
……
あー。意識したことなかったけど、確かに獅皇アグライアは『正道を尊ぶ』って教わったな」
「やっぱりこういうのって国に依るのかな」
「ミシェルの所は羊公タルルハンだろ? どんな感じなんだ?」
「改めて言われると難しいな。うーん
……
例えば『見えなくても風は風、触れなくても雲は雲』っていう諺があるんだけど。目に見えるものだけが全てではない、っていう意味」
「確かに。掴めないけど、あるもんな」
「うん。タルルハン様は何でも包み込んでくれる方だと私は思うの」
「ふぅん
……
やっぱ国に依るものってあるのかもな。イェルシィ先輩もミシェルと同郷だろ?」
「うん。私はイザミルには行ったことないし、先輩はお姫様だけど
……
」
「あ、そっか。
……
全然実感ねぇや」
「とっても気さくだから
……
」
「だな。まあでもそういう所だよな」
「え?」
「イェルシィ先輩ってグイグイくるけど、人のことめっちゃ見てるじゃん。気遣いが凄えっていうかさ」
「あ、分かる。凄いよね、イェルシィ先輩」
「ミシェルも人のことよく見てて、優しいからさ。それが羊公タルルハンの教えっつーか、アムル天将領の気質なのかな、ってミシェルの話聴いてたら思ったんだ」
「
……
何だか、自分のことでうんって言うのも恥ずかしいけど
……
ありがとう、レオくん」
「おう」
「今度、改めて教会に行こうかな。学校でも先生が教えてくれるけど、司祭様から直接アグライア様のお話、聴いてみたい」
「いいな。俺も行きたい」
「え」
「え?
……
だ、ダメだった?」
「い、いえ。その。
……
寝ない、よね?」
「自分から聴きに行って寝ないっつーの!
……
多分!」
「多分
……
」
「
……
だ、大丈夫だって! ミシェルが一緒なら! それに今日のお礼もしたいし、街に出たら何か奢るぜ」
「え、お礼なんて
……
あの、えっと」
「?」
「
……
その、ふ、二人で街に行く
……
っていう、こと、かな」
「え」
「や、やっぱりセリアとか誘うよね! そうだよね!」
「いやそれは何かダメな気がする」
「え
……
」
「絶っ対いらんこと言われる! 『あんたのお礼に私達を付き合わすの?』とか何とか!」
「
……
言いそう」
「だよな! じゃあ、昼から授業ない日がいいか」
「そうだね」
「あ、他の用事とか大丈夫か?」
「うん。決まった予定はない、し
……
」
「そっか。じゃ、よろしくな、ミシェル! 俺だけだと道分かんないし!」
「
…………
。
……
そういう
……
」
「あ、ユーゴとセリアだ。じゃあ飯食ってくるぜ。またな!」
「
………………
はあ」
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