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十二仙太乙真人様×道士普賢。
「後悔なんてしてない」
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もうどれぐらいの時間、朝を待っていただろう。夜明けには早いけれど、白んできたから思い切って身を起こした。ちらりと後ろを見ると、彼の肩が少しだけ震えた
――
たぶん、彼も目が覚めている。それでも気づかぬふりで上着を羽織った。なんとも言えない気まずさのまま、寝台から未練を引き剥がす。
昇山してすぐ、愛らしい容姿が人目を引いたが、にこやかな笑みに他人に対する媚びが微塵もないことに、気づく人はおそらくほとんどいなかった。穏やかにふるまっているくせに、顔に似合わぬ激しい野心と向上心を抱いていることも。
この子はなんだろう。そう思った。親しさは、他の仲間たちよりも勝っていたはず。だから、あんな無様な誘い方もためらわなかった。
湯が沸く音で我に返る。白い湯気に指先を焼きながら、できるだけ時間をかけてお茶を淹れる。このことを聞いたら、みんなはどう思うだろう。
大げさに冷やかされるか、あるいは(立場を利用して、若い道士を手にかけたとか言われるかな)
もっとも立場など、普賢のほうこそ気にしてないに違いない。
――
近い将来、彼は、私たちと同じ位置に立つつもりでいるのだろうから。
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