神様の死
ほとんどの神様は永遠に近しい命を持っているけれど、何らかの形で命が尽きようとするとき。
①花々や土の元気がなくなる(いつもは枯れても、季節がめぐるとまた自然と生えてくる)
②庭に音が消える(風の音、雨の音、虫の声が消える)
③季節がズレる(夏なのに寒い、冬なのに暑い、落ち葉が落ちてこない)
④水の変化(井戸の水や手水鉢の水が濁る、湧き水が湧いてこない、雨のあとの湿り気がなくなる)
⑤夜になると庭や家がやけに広く、空洞のように感じる。
※庭守の力が先に弱くなる
※補足
神様が死ぬ理由
①信仰がなくなった
・神社に手を合わせる人がいなくなる
・祭りを行う人がいなくなる
※町が過疎化し、祈ること、人々から忘れられると神様は必要なくなってしまう。
②必要がなくなった
・町が発展しすぎたとき
・神様は必要ないと思う人が増えたとき
※神様としての使命、役目を終え、消える。
③神様が災厄を抱えすぎたとき
・津波や土砂崩れ等、自然災害を何度も引き受けると弱体化してしまう。
・町の人々の恨み、哀しみ、怒りも同様。
※引き受けてきた災厄によって弱り方が違う。嵐でもないのに海が荒れたり、作物が育たなくなったり、花がすぐに枯れてしまう等。
④庭守との契約を終える
・庭守が死んだ場合、次の庭守が選ばれる。
※この場合は神様が次を選定しない場合。神様一柱ではなにもできず、循環ができなくなり少しずつ弱って最後には消えてしまう。
⑤神様自身が死を願った場合
・何百年と生きてきた、庭守を何百人も見送って、待ち続けてきた。それに疲れたという考えがある場合
・この場合は死ぬ(消滅する)のではなく、「眠る」といったほうが正しい。庭の花が少しずつ弱って、枯れ始める。それに気づけるのは庭守だけ。
選択【庭守が神様を見送るルート】
※補足⑤の場合、神様を「見送る」ことができる。
その際の庭守の仕事は「町が神様なしでも生きられるようにする」こと。
・神様が町を見放さないこと
・庭守が神様を見捨てないこと
・上記+神様の眠りを守り続けること
この三点を守ることで町を守りつつ、神様を見送ることができる。
選択【庭守と神様が一緒に眠るルート】
これはどの補足でも可能。
庭守が「それを選択」すると、庭守は最後に、庭守に選ばれたときと同じ夢を見る。そのときは神様の顔がよく見えて、触れられる。
この夢を見ると、神様と庭守の体は庭に溶けて消える。
※その後の町の様子
一柱と一人が消えたことは町の人々は分からない。
それでも、うっすらと覚えてる人もいるかも。
・吹く風が優しい
・神様がいた神社(庭に続いている)が少しずつ朽ちていく
・町の花々が一斉に咲く
・海が静か
が、一週間ほど続く。
神様と庭守の庭は、共に生きてきた家であり、ふたりの墓であり、祈りの跡になった。
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