2017年12月17日、私は暴虐な軍国主義者の楠木武一等陸佐が恥をかく物語を初めてTwitter上に投稿した。その時作成した物語の加筆修正版をPrivatter+にも投稿。Twitter投稿時はゴジラが吐く放射熱線を一般的な青色にしていたけど、今作のゴジラは『ゴジラ2000ミレニアム』本編に登場する個体を意識したので本家同様赤い烈火状の放射熱線を吐く設定に変更した次第。
執拗に攻撃され続けた挙句生き埋めにされた激しい怒りを体現するかの如く、破壊神ゴジラは己の背びれを烈火状に輝かせた。背びれ発光時に拡散された電磁波及び強い放射線に電子機器を無力化され、次々墜落していくF-2戦闘機。そのままゴジラは赤く燃え盛る烈火状の放射熱線を吐き、周囲の戦車隊は勿論大阪湾に展開している艦隊、慌てて逃げようとした戦闘ヘリコプターも殲滅した。
あっという間に「皇国義勇軍」を壊滅させたゴジラの咆哮は勝利の咆哮。数分前まで大阪の上空を旋回していた数多のF-2戦闘機は全機墜落し今は燃え盛る残骸と化している。何とか生き残った人達も全員が放射熱線から拡散された強い放射線をたっぷり浴びた以上30分も経たないうちに被曝死する運命からは逃れられない。
文民統制も、自衛隊法も、そして人命も無視した楠木の非道な作戦を大絶賛しこの作戦なら必ず破壊神ゴジラを葬れると信じていた蓑田もとい日本政府の意に反し、葬られたのはゴジラではなく「皇国義勇軍」即ち皇軍の亡霊の方だった。憲法を無視し「皇国義勇軍」の暴走を後押しした日本政府の罪は重い。それはたとえ「皇国義勇軍」がゴジラを仕留めるのに成功したとしても同じこと。ゴジラへの当て馬になることを期待し密かに「皇国義勇軍」を援助していたアメリカ政府も当然同罪だ。(終)
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