ここ
2026-04-22 18:50:28
21247文字
Public 小説
 

【ガノリン】王国の贄🔞

< 2025.10.19初出>ガノンドロフがハイラル王国の王で、ゼルダたちがゲルド砂漠に住まう民なパロディ設定。リンクが可哀想めなガノリン。えっちは無理矢理感強め。



 リンクがゲルドの使者としてガノンドロフへと謁見し、ゲルドの安寧を引き換えにその身を差し出したあの日からすでに数週間が経過していた。

 リンクはゲルドに帰還することはおろか、ハイラル城から出ることも許されずにガノンドロフの手の内に囚われ続けている。城に幽閉されている間、リンクはすでに何度もガノンドロフに抱かれていた。リンクは初め、この身に与えられる屈辱は、ガノンドロフの率いるこのハイラル王国では珍しい異民族の男の身体に対する物珍しさゆえの戯れだと思っていた。きっとすぐに飽きる。きっとすぐに、女のような柔らかさを持たないこの身体のつまらなさに気付くはず。忠誠心を試すためと言っても、せいぜい一、二度で終わるだろう。一、二度ゲルドの使者であるリンクが従順に身を開けばハイラル王国への忠誠は示されたと判断されるに違いない。リンクはそんな思いをよすがにガノンドロフに身体を支配される恥辱を耐え忍んでいた。
 しかし、リンクのそんな希望的観測は簡単に裏切られた。ガノンドロフは丈夫さだけが取り柄だとしか思えないリンクの身体を気に入ったようで、数日と空けずにリンクを自身の蔀に招いては、暴力的なほどの圧倒的な熱でリンクの身体を支配する日々が続いた。

 その日、いつものようにベッドの上でガノンドロフの巨体に組み敷かれていたリンクは、自分にのしかかる男の口から思いがけない言葉を聞いた。ゲルドの長でありリンクの本来の主であるゼルダと、その執政補佐官であるインパが、明日このハイラル城へ招聘されるのだという。

……ゼルダ様と、インパ様が?」

 ガノンドロフの口から告げられたばかりの懐かしい名前に、リンクは呆然と繰り返した。たかだか数週間とはいえ、故郷の地に帰ることを唐突に禁じられ、彼女達との手紙のやり取りすらも許されていない。リンクはガノンドロフを身の内に咥え込んだまま、自身に覆い被さるガノンドロフの逞しい首元に腕を回した。

「お願いです。明日、謁見の儀の間だけでもゼルダ様とインパ様に会わせていただけませんか」

 首元に縋るようにして懇願するリンクの言葉に、ガノンドロフが獰猛な笑みを浮かべた。ぬ゛ぽ、と湿った音を立ててガノンドロフのペニスがリンクの後孔から引き抜かれる。

「あぅう゛っ♡」

 唐突に抜き去られた質量に、リンクの肉の輪が驚き戦慄く。舌を突き出しながら甘い嬌声をあげたリンクを見下ろし、ガノンドロフが口元を歪めた。ガノンドロフは組み敷いていたリンクの腰の下に太い腕を回し、あぐらをかいた自身の膝の上にリンクの身体を抱え上げた。失った熱を求めるようにクパクパと収縮を繰り返す肉蕾に、そそりたち天を向いた男のイチモツが再びあてがわれた。ガノンドロフがこれからしようとしている行為に思い至り、リンクの身体がカタカタと震え始める。

「無論、貴様にも彼奴等と会わせてやろう」
「ぁ……、ひぃ……っ」
「しかしそれは貴様が明朝、謁見の時間までに広間に出てこられるのであれば、だ」

 そう告げると同時に、ガノンドロフは両手で抱えたリンクの身体を自身の陰茎目掛けて一気に突き落とした。

「ッあ゛ーーっ♡!! ぁあ゛っ♡♡ んおぉ゛ッ♡♡」

 長大な肉棒が一気にリンクの最奥まで突き立てられ、張り出した雁首がずぽッと腸の壁を突き破ってさらに奥に嵌り込む。結腸をぶち抜かれるのは久方ぶりだった。限界まで開かれた苦しさとそれを凌駕する悦楽に、リンクが涎と涙を振り撒きながら悦がり狂う。

「ひお゛っ♡ 〜〜お゛ごッ♡ ほぉお゛ッおお゛♡!!」
「そうかそうか、ここを破られて嬉しいか」

 はひ、はひ、と犬のような呼吸の合間に吐かれるリンクの濁った嬌声もだらしない表情も、ガノンドロフの愉悦を加速させる燃料でしかなかった。ガノンドロフを受け入れたせいでボッコリと歪に膨らんだ下腹を褒めるように緩く撫でられ、リンクの視界がショートしたようにチカチカと白く弾ける。こうされた以上は、もう何も考えるのは無理だった。与えられる暴力的な快楽の奴隷となったリンクは、意識がなくなるまでついぞこの体勢のまま何度も何度もガノンドロフに身体の最奥を支配され続けたのだった。





 明朝、リンクは広いベッドの上で悲鳴をあげる身体をよろよろと起こした。いつものように、隣にガノンドロフの姿はない。リンクはため息をついてベッドから滑り降りた。体格の違いすぎるガノンドロフを受け入れた上に最奥まで突き破られた身体は痛むには痛むが、それでも初めて身体を散らされた時に比べれば比べるまでもない。リンクの意思とは関係なしにあの男の熱を受け入れることに慣れ始めている自身の身体に再度ため息が漏れる。
 部屋にはよく冷えた水が張られたタライと清潔なタオルが用意されていた。身の引き締まるような冷たい水で身を清め、昨夜の痕跡を拭い去るように丁寧に身体を拭く。
 ベッドサイドにはおそらくガノンドロフの指示であろう、リンクが本日身に付けるための衣服がご丁寧にも並べて用意してあった。2組並べられたその一方はゲルドの民族衣装であり、もう一方はリンクがこの城でもっぱら身につけているハイリア人の服である。
 リンクは薄い布でできた懐かしいゲルドの衣装を衝動的に手に取りかけたが、唐突に我に帰って自身の身体を見下ろした。この城に囚われて以来、外に出ることも叶わず色の白さを増した肌にはガノンドロフの寵愛の痕跡がそこかしこに溢れていた。ガノンドロフの手の形をした紫色の痣がついた腰、身体中に散らされた赤い吸い痕に大きな歯形。戯れに嬲られ続けた乳首はまるで女の乳房のようにぷっくりと赤く腫れている。下半身は言わずもがなだった。ガノンドロフの規格外の長大なペニスを繰り返し受け入れさせられた後孔はすっかりその形に馴染み、醜く縦に割れ始めてすらいた。

……

 男の場合上半身はほとんど裸であるゲルドの民族衣装は、濃厚な性交の痕跡が残るこの身体に纏うには心許なさすぎた。ガノンドロフを受け入れ悦ぶように作り替えられたこの身体を、敬愛するゼルダ達に晒す勇気がない。葛藤の末、リンクはゆっくりとゲルドの民族衣装を机の上へと戻した。そしてこの数週間ですっかり着慣れてしまったハイリア人の服を選び取り身に纏うと、覚束ない足取りで謁見の間へと足を進めた。





 震える下半身を叱責しながら回廊を渡りきったリンクが謁見の間に滑り込んだ時、ゼルダとインパはすでに到着していた。一段高い玉座に深く腰掛け尊大に見下ろすガノンドロフと、広間の中央に跪くゼルダとインパが見える。ひとしきりの形式的な挨拶が済んだタイミングを見計らい、リンクは広間を取り囲む豪奢な彫刻が施された柱の陰から、小さく「ゼルダ様、インパ様」と声をかけながら姿を現した。リンクの姿を認めたゼルダとインパの表情がパッと明るくなるのがわかる。

「リンク!」

 しかしそれは一瞬のことで、リンクの纏う衣服を見た二人の表情はたちまちのうちに強張った。

「リンクッ、その格好は……っ!」

 ゼルダの斜め後ろに控えていたインパが、憤りも露わに叫ぶ。ゼルダはそんな補佐官の行動を嗜めるように、静かにインパの腕を掴んだ。

「インパ、ハイラル王の面前ですよ」
「しかし……っ」

 納得のいかない顔を浮かべたインパの言葉は、広間に響いたガノンドロフの傲慢な笑い声によってかき消された。

「ゲルドの長、ゼルダよ。この者━━リンクはここハイラルによく馴染み働いてくれておる。引き続き、我の下で活躍してもらうとしよう」
「お待ちください。ガノンドロフ王」

 ガノンドロフの放つ圧倒的な強者の覇気に気圧されながらもゼルダが毅然と言い放つ。

「彼は、リンクはゲルドにとっても大切な者で━━」

 大国の王に逆らう不安に揺らぎながらも長としての責務を果たそうとするゼルダの元へ、リンクはゆっくりと歩み寄った。床に膝をつき、薄い肩を抱き寄せる。

「リンク……

 戸惑い小さく呟いたゼルダの肩は小刻みに震えていた。一国の命運を背負うには、その責務を全て負わせるには、彼女の肩はまだ小さすぎた。少しでもこの小さな肩が背負う重圧の助けになりたい。その思いを胸に、リンクはこれまでゼルダに仕えてきたのだ。そう思えば、伝えるべき言葉は自然と口に湧き上がってきた。
 リンクは薄い唇を緩く笑みの形に作って、ゼルダに語りかけた。

「ゼルダ様、私は大丈夫です」
「でも……でも……。リンク……っ」

 それ以上言葉を紡げずにハラハラと涙をこぼし始めるゼルダを、リンクはそっと抱きしめた。寄り添うゼルダとリンクを見下ろしたガノンドロフの瞳が細められ、まるでその視線を感じ取ったかのようにリンクの腰がジンと痺れる。

━━ゼルダが大事だ。この人の涙を止めてあげたい。

 そう思う心は確かに本当なのに、腹の中はガノンドロフに吐き出された熱がまだ残っているかのように熱い。いつの間にか、そこに再び熱い杭を打ち込まれるのを期待している自分がいることにリンクは気がついていた。ゼルダの嗚咽を肩に受け止めながら、背後の玉座からこちらを見下ろす男に腹の奥底を蹂躙されることを望んでいる。チグハグに食い違う気持ちに引きずられ、リンクの心はふたつに引き裂かれていくのを感じるのだった。