2026-04-03 00:38:27
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アイディール・セミナー Replay Session 感想

アイディール・セミナー 4月1日マチネ感想

アイディール・セミナー 4月1日マチネ感想

4月1日のド平日なので行けるか微妙だったけど、ギリギリで行ける!ってなって行きました!
んで、シブゲキに上がって行ったらロビーのあたりに「アイディール・セミナーへようこそ!理想の自分に出会いませんか?」とデカデカと書いてあってうさん臭さMAX過ぎて最高。
口角ぐんぐん上がりました。こういう「体験」ができるから、無理してでも「劇場に行く」意味ってあるんだよ~~コレコレ~~!とテンション爆上がり。
なんとなく「4月1日に仕事に行かないという社会人としてギリアウトっぽい行動をしながら、こんな怪しいセミナーに来たのか......私.....大丈夫かな?自分の人生.......」というモノローグを心の中ですることでマジで「セミナー参加者」の気持ちになれました。体験としてオモロすぎる。

あと、劇場内に入るとプロジェクションマッピング(?)ギラギラだし、朗読×ACTができるように段差のついた舞台でセットもシンプルながら特殊で面白くて、うおおお~やっぱり来てよかったぞ~~!と始まる前にテンション上がるタイプの舞台だった。
あと、シブゲキは椅子がふかふかで助かる。腰とケツに優しいからシブゲキ大好き。(あと駅から雨に濡れない)


物語は、最初、なるほど「正義」のアイディーラーと「悪」のアイディーラーの対立なのね!と思いつつ、途中から「ん?人が死に過ぎている!?」「さっきまで対立していたヤツらとこんな簡単に仲良くしていいのか!?」「おいおい、人殺しと仲良くできるのかよ!正義と悪の対立ではないのか......?」と違和感が生まれ、終盤にヨシザワやっぱお前、黒幕だったんかーーーい!!!だから誰が殺しをやっているかとか、そういう背景とは別の理屈でどんどん味方になったり対立したりしていたし、結局、対立も見せかけで、自分の目的ありきだったんかーい!でまるっと納得させる展開に唸りました。
あとはもう、しずかが「全て」を失いすぎていて苦しいぜ.......。

あまりにしずかが全てを失いすぎていて(家族はもちろん、心の支えになるはずだった恋人が実は両親の仇&その後助けてくれるけどやはりやられる、大学の友達はフェイク、新たに出来たように思えた友達は殺される)とことごとく支えになりそうな人間関係が破壊されていくのが、かなり苦しい。
苦しいけれど、おそらく、ここまでやらないと、「そもそもアイディールセミナーが悪い」というところに辿りつかない。「いいアイディーラーと悪いアイディーラー」とか、そういう話でとどまってしまうので、そこを超えて、そもそもこのアイディール・セミナーシステム自体がおかしい、というところに辿り着くまでの今回の物語として、しずかはあそこまで喪わなくてはいけないんだろうなぁ......と。あと、そこに到達するから事後的に、やたらとポンポン人が死んでいく描写が、単に物語を進める都合上、善/悪を区別するために行われる道具的な死ではなく、アイディールという力そのものの問題点、それを作り出すアイディール・セミナーの問題点を浮き彫りにするための死者数の多さだと思うと納得できる。


で、個人的にお気に入りは、やっぱりビューティーロケッツでしょ!!!!
「美しく強い!」を本気(マジと読む)でやっているのが最高にカッコいい!
割とどのキャラクターも、最終的にそれ自体が悲劇だったんだ、というところに落とし込むからこそ、「アイディール」という力を持ってしまうと、その力に酔うように、殺しをしてしまうほど、倫理的な抑制が弱くなっていて、割とどの人も(反省するかどうかは人によるけど)殺しに手を染める描写が多すぎるんだけど、ビューティーロケッツはマジで芯が通っていた。
すごいカッコいいぜ......!
限られた時間の中で物語を進めているから仕方にせよ、テンポの速い舞台だから、「対立からの和解」や「悪事に手を染める、からの反省」のスピード感がすごくて、そんなにすぐ反省できるなら人は殺さない方がいいヨ☆って感じだからこそ、ビューティーロケッツが割とずっと芯が通っていて、暁&砂ちゃんのことも受け入れつつ、強く優しく美しく!って感じがめ~っちゃ好きでした。
この美しさと強さに感銘を受けて、弱そうな感じで登場した砂ちゃんが終盤、しずかを逃がして物語の切り札として活かされるのも、このロケッツとの出会いあってこそだよな!人と人って影響し合えるからいいよな!と思えて良きでした。砂ちゃん、最初出て来たときはなんやねんコイツと思ったけど、終盤の活躍も含めてどんどん好きになるし、もしかしてこのアイディール結構強いのでは......?という意味でも魅力的だった。あと純粋に可愛い、砂ちゃん。
(暁の反省というか改心は、その意味ですごく納得できた。あれだけ魅力的なロケッツと亜美さんと一緒にいたら思うところあるよな......と。)

セルフマイフレンド、マジでビジュが良すぎて好きすぎるんですけど、寝返ったので.........。寝返ったのに、やられちゃったので.........。強く美しい女が好きだよ........。
とはいえ、セルフマイフレンド、爆メロお姉さんのビジュだったな........。初めて舞台上に出て来たとき、胸のトキメキがすごかったもん。

パラダイス・クイーンもめちゃくちゃもうかっこよかった~~~~~~~!!!!
激メロお姉さま~~~~~~!!!!!!!
ポニーテールが何回か肩?に挟まっていて、そのくらい、まさに髪を振り乱して全力で戦っているのがかっこ良すぎだった........。(アフタートークで衣装破れたとおっしゃっていたし。)
パラダイス・クイーンはずっとしずかを信じているし、しずかに残された僅かな希望なので、次回作も楽しみ。


演出としては(?)、そもそも朗読×ACT形式のものを初めて見たので新鮮で面白かった!
基本的に上の段にアイディールがいて、下の段に生身の人間がいる構成になっていて、だからこそ序盤、しずかとジンがぶつかる描写が何度もある&上の段でもぶつかっているのがなんかおかしいな~これきっとどっかで回収されるんだろうな~と思って観ていたら、中盤で実はジンはアイディールでした!ということが判明して、なるほど!だからジンは上の段も下の段にも存在していたのか!となりました。
冒頭のキャスパレ的なパートで、ヨシザワが指パッチンしてアイディール・セミナーへようこそ!的なことするの、カッコイイなぁ......とユルい感想を抱いていたのですが、最後まで見て、やっぱコイツ悪いんじゃん!が判明してモグモグし直すと、あ~......あの「カッコよさ」って結局は「黒幕のカッコよさ」みたいなものを暗示しているのか.....と思ったり。
あとは全体的に、照明にメリハリがあって派手なところとピンスポで朗読を聞かせるところとが好きだったし、音もシブゲキっていいよね~というのと、アイディール達が戦う効果音が一個ずつ違うのも想像力が膨らんで好きでした。


で、ヨシザワ目当てでチケット取ったので、ヨシザワの話をすると、いや~~~~~~~~~~~~悪いやつだったな~~~~~~~~次回作で挽回されたりする展開あるのか?私は何も知らないんだけども。
しずかが両親も失ってしまい、そこにヨシザワが現れるシーン。
やたらとしずかのモノローグで進むなぁ...と思っていて、ヨシザワも、その直前のシーンまでの胡散臭いキラキラスマイル無しになって、別人のようなトーンで出て来る。
この段階では、しずかに「戦う力」を授ける、鬼滅で言うと鱗滝さん的な(笑)
「妹を救いたかったら強くなれ」じゃないけど「姉を救いだし、両親の仇を討ちたければ強くなれ!俺が鍛えてやる......」的な、そういう人なのかな?とミスリードさせる。(ここの鷲尾さん(4/1)の朗読、めっちゃ好きでした。
で、いや、お前が無惨じゃーん!みたいなwww(鬼滅で理解していくスタイル)
ヨシザワ、目のハイライトがいろんな消え方してるお芝居で。
胡散臭い経営者モードのハイライトの消え方(逆にむしろキラキラまである)と、しずかに寄り添っている風を装う感情を見せない(から文脈的に寄り添っているようにも見えなくもない)ハイライトの消し方、銃取り出して本体殺してる瞬間の目のハイライトの消え方。
いや~~~~~~好きですね~~~~(語彙力)
心のうちわ、「撃って」を掲げたくなります。(心のうちわ?)



何気ないパートだけど、舞とセルフマイフレンドが時間通り来ないときに「あいついつもこんな感じだから」ってサラッと流すヨシザワに、ジワりつつ、この人、指導者として悪くないのかも......(大らかかつ個性を観ているように映ったので)と私は思ってしまったので、終始この人に騙されている感じだったな......。結局、舞本人のことなんかヨシザワにとってはどうでもいいワケだから。くぅ~~~~............。

最後に高笑いで暗転するのとか、めちゃくちゃ悪役ムーブで笑った。悪いやつやん。

ちなみに、銃で本体殺しだした瞬間、「ワーーーーッ!!!???キャスト紹介のブロマイドで銃持ってたのネタバレ――――!!??」という謎の感情になりました。
あれヒントだったんかい!となる瞬間、好きです。



最後、4月1日マチネはアフタートークつきだったんだけど、めちゃくちゃ出演者がいて、一人ひとりちゃんと好きなシーンを聞いて行くから結構ボリュームあったの、ファミマの40%増量(実は70%くらい増えている)みたいなお得感あって好きでした笑
女優陣が、さっきまで激メロお姉さまだったことを忘れるくらい、ふわふわキュートにお喋りされていて、「じょ、女優ってすごい!!役が入るとあんなバシバシ喋ってんのに!?素がこのテンション!?可愛いが過ぎるだろうが~~~~~うお~~~ん!!!!」と心の中で盛り上がってました。

総じて、エンタメ感強くて楽しかったです~!
わーい!