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榎本奏江
2026-03-28 08:50:07
1855文字
Public
ふたさに
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【ふたさに】電車移動
小説未満の小話。今後、漫画or小説になる予定のモノです。
Twitterに上がっていたものを最低限の加筆修正のみです。
突然始まって、途中ではしょったり、突然終わります。
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【桔梗の夢】
「恭香、大丈夫?眠い?」
「んー
……
ちょっと
……
」
「昨日、帰り遅かったからね。出かけるの、やめといたほうがよかった?」
「ううんっ!せっかくのデートで遠出できるのに中止したくない!」
「ははっ。そうだね、そしたら最寄り駅まで少し時間があるから寝てる?僕のここどうぞ」
「ごめんね雄一。ちょっと肩借りるね」
「いいよ。目的地で眠い思いするよりも個々で休んだほうがいいから。ゆっくり休んで」
「ありがとう。後、手を握ってもいい?雄一の手、握ってると落ち着くの」
「もちろん。はい、どうぞ。お休み恭香」
「おやすみー
…
」
(もう寝ちゃった。僕より小さくて細い手。爪も僕よりも小さいのに綺麗に整ってる。あ、また傷が増えてる。事件対応中に怪我したのかな?僕より力が弱かった君が警察に入ってから、僕より力も強くなった。それでも、事件の対応や子供達のことで悲しむことも傷付くことも多いのは知ってるよ。これ以上、悲しいことが増えないように、今、護れる子供達を護っているんだよね。僕は、そう言う恭香の強くて前向きな姿勢が大好きだよ。でも、辛いときは辛いって言ってほしいな。哀しいときは僕がそばにいるから。どんな辛い未来があっても、君が笑っていられるように
…
)
「僕が君を護ってあげるからね。愛しているよ、恭香。大好き」
――
雄一が私のこと大好きって言ってくれた気がする。答えなくちゃ。私も大好きだって。
「私も、愛してるよ。大好き」
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