【能楽鑑賞】#249 なかのZERO新春能

狂言『三本柱』 能『鶴亀』

なかのZERO新春能 鶴亀

なかのZERO大ホール
2026年1月25日(日)14:00開演

素謡『神歌』
観世喜正

見どころ解説
小島英明

狂言『三本柱』
 果報者:野村萬斎
太郎冠者:中村修一
次郎冠者:内藤連
三郎冠者:野村裕基
  後見:岡聡史

能『鶴亀』
皇帝:小島英明
 鶴:小島史織
 亀:小島伊織
大臣:宝生常三
従臣:梅村昌功、則久英志
官人:金澤桂舟

  笛:藤田貴寛
 小鼓:鵜澤洋太郎
 大鼓:原岡一之
 太鼓:桜井均

*・*・*

毎年恒例の「なかのZERO新春能」へ。

今年は記念すべき20回目ということで、番組は狂言『三本柱』と能『鶴亀』で、おめでたい演目が並びました。



※初見以外の演目は、あらすじ割愛させていただきます🙇



素謡「神歌」

観世流では「翁」を素謡で演る時は「神歌」というタイトルになる。舞台を清める毎年恒例の演目。

いつも言っているが、喜正さんの謡が素晴らしいのは言うまでもないだろう。故に毎年新春にコレが聴けるのは有り難いことである。今回は千歳を石井師が担当。こちらもキリリッとした謡で、聴いてるこちらも身が引き締まるような感じがして素晴らしかった👏



狂言「三本柱」

一昨年に他家で拝見した⬇️が、萬斎さんで観るのはお初。

【能楽鑑賞日記】#110 立合狂言会
https://privatter.me/page/65db7425ec5c7

萬斎さんは、前日の金沢公演で獅子になっていたとは思えないほど、ナチュラルに出てきて、元気に長袴で片足ケンケンし、三人の冠者と共に、トライアングルのフォーメーションをキリリッとドヤ顔😏で決めていた。流石、体力👻である。

ちなみに前日の金沢はニュースになるほどドカ雪で新幹線以外の交通網がマヒしていたので、一門の皆様が東京に無事戻られている事をこの目で確認できて一安心。私は基本的に遠征しない代わりに都内近郊の公演にて帰りを待ってる身なので、一応ね(笑)

あと裕基くんのオーラがいつも以上にキラキラ✨して見えたのだが、アレは何だったんだろう。金沢で彼なりに何か手応えでもあったのだろうか?何はともあれ、萬斎さん以上に疲れを感じさせない姿に、若いってエエなぁ🥹と思った(笑)



能『鶴亀』

3年前の式能にて、金春流で拝見した演目⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/26613

舞台は新年を迎えた唐土の都。宮殿にて、鶴と亀、そして皇帝が国家の長久を祈念し舞を舞って祝福する、というおめでたい内容。

この曲はアイの科白から始まる「狂言口開」形式。この時にお見えになった皇帝が誰を指すのかは特に決まってはいないのだが、他の公演では玄宗皇帝を指していたこともあったので、小島先生が萬斎さんに直接尋ねたところ「夏王朝の禹(う)皇帝を想定している」との回答が。なので先生ご自身で調べたところ両皇帝には5000年もの開きがあったそう😳

これはあくまでも和泉流(野村家)に伝わる設定であり、アイの流派やお家によって変わるので、観世流の台本には皇帝が誰かは書かれていないのだろう、というのが小島先生の見解だった🤔ナルホド

また、これも解説で仰っていたが、皇帝の舞は足拍子が多く、その力強さは何となく三番叟を彷彿させるもので、とても印象的だった。

あと余談だが、パンフを見て小島先生と喜正さんが同じ歳だと知り😳⁉️、先生見た目が若いな若い皇帝だなと思いながら拝見していた🤭

そして、なんと言っても印象的だったのが、小島先生の娘さんと息子さんが務めた鶴と亀。子方としての可愛らしさはもちろん、舞もビシッと決まっていて、とても上手くて見応えあった🥹

凄いお稽古頑張ったんだろうなァと、思った。
親子三人、とても素晴らしい舞だった👏👏👏✨



過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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