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朝見草
2026-02-15 02:06:09
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Los sueños de mariposas
創作企画 ETHICA(@B_De_S) 廻游(@E43th)内ETHICA再演 参加まとめ
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Start
「どこかの誰かを演じているあなた、自分の顔を忘れてはいませんか?」
─────
脈絡なく蘇るいつかの声。
誰が言っていたのだっけ。問われたのだったか、それとも喋り声を耳が拾っただけだったか。
そんなことすら覚えていない声のことを、店のカウンターでじっくり考える。じっくり考えていて問題が無い程に、客足は少ない。
……
オーケー、コーヒーを淹れてこよう。
うん、ぼんやり思い出してきた。確かあの時はこう答えたんだ。
「忘れるくらいになれたら、きっと本物だよ」
って。
いやあ若いな!まだ青いというか、我武者羅というか
……
。
今の答えかい?そうだな
……
。
「他の誰でもなく、演じているのは『俺』だからね。誰からも、自分からも、忘れられなくしてみせるさ!」
2.17
2/17 A.M 1:30
───
大して減ってもいないワインボトルとまだ赤の残るグラス。机の上にはそれだけ。寝息を立てる男を除けば。
「────
……
」
何時もの如く、泣き疲れて眠りに付いた男はその実、テレプシコレの言葉に動揺した訳ではなかった。
否、動揺はしていたが、きっと、恐らく、大多数とは違う部分に引き摺られていた。
『"あなた"のためだけに用意された舞台です。
みなさまが一番かがやく瞬間を──見せてくださいませ』
「────
…………
」
蝶は眠る。
夢など見ないほど深く。
嫌、例え見ていたとしても、目覚める頃には忘れてしまうような夢を。忘れてしまわなければならない夢を。
身じろぐ男に幽かにグラスの赤が揺れた。
#いいねされた数だけ出す予定のない同人誌のタイトルとあらすじを考える
アフタートーク
丸一日休みが重なったコッペさんとマリポサ。マリポサの誘いで久しぶりに一緒にお菓子を作ることに。訪ねたコッペさんを迎えたのは、初めて一緒に作った時と同じ道具と材料一式。あの時とは少し違う距離で、また二人でキッチンへ向かう。
昔話をしよう。君と出逢って、今までの。
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