万年青
2026-01-24 07:55:35
1002文字
Public ポケ擬
 

なつラク(共犯)

うちよそ


暫く歩くと、街路樹がある通りに出た。
街路樹には美味しそうな木の実が
たわわに実っている。
(どれも瑞々しくて美味しそうだな)
「ラックさん、何か悪いこと
 考えてますね?」
「全然。」
「本当ですか?」
「もちろん。」
そんなやり取りを続けながら
歩き続けている2人。
喉が渇いてきたが、生憎財布を
持ってきていないことに気付いたラック。
(棗がうるさいだろうが、取るか。)
「棗、あそこ!」
街路樹とは反対の方向を指さす。
「えっ?!何ですか?」
(よし、今だ!)
棗さんがラックが指さした方を向いた途端、
目にも止まらぬ早業で木の実を取った。