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みるく🍼
2026-01-05 23:17:05
5229文字
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⛪🔪🧜♂️シャーラの設定🧜♂️🔪⛪
⚠️R15+/ゴア描写(解体、食人)アリ⚠️
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メインキャラ6人目。
エルスで投獄されていた盗賊、シリアルキラー。ヘラヘラしているが腹に一物を抱えている。
見張りのシーザを言葉巧みに操り脱獄した。裏切るつもりだったがシーザの知り合いに人魚がいると知り、旅に同行。夜中にこっそり宿を抜け出しては目的の人物を殺していた。
なんとなく着いてきたように見えるが、旅の目的は「父親を奪い返す」事。
かつてはデュアルシティ アルカマの大聖堂でシスター・レナとして働いていた。
数年前のトラウマからルールに縛られる事や赤色、人間が嫌い。自分以外を信じていない。
酒・賭け事・脅しに攫い、殺しなど、盗賊らしい事が大好きだが、彼なりの条件で人を選んでいる。
人魚の父親とシスターの母親を持ち、母親の事は一切覚えていない。
父親の鱗と骨でできたアクセサリーを肌身離さず身に付けている。
シャーラは人魚父親とシスターの母親の禁断の恋の末に生まれた二又の人魚。
物心ついた頃には父親と群れの端で静かに暮らしていた。
シャーラは人魚だが二又のせいで泳ぎはあまり得意ではなかった。彼が人間に捕まってしまえば全員捕まる可能性がある為、群れでも煙たがれていた。
シャーラが二又の理由は、父親の遺伝によるもの。元は魚だった父親が薬で人魚になり更には人間と交わった事で
遺伝子に歪みが発生し、二又の尾として現れた。
シャーラが7歳(35年経過)の時、父親がシャーラに街を見せようとしてくれた。
しかし、人間によって仕掛けられた網にかかり2人は捕らえられてしまい、父親がシャーラを逃がしてくれたが、はぐれてしまう。
シャーラは父親を探すうちに迷ってしまい、嵐に巻き込まれ意識を手放した。
シャーラが目を覚ました時、彼は大聖堂のベッドで寝かされていた。
絶望するシャーラを前に、周りの人間は彼を温かく迎えてくれた。
人魚なのに何故、と混乱するシャーラの目に映ったものは、尾ビレではなく人間の脚。
シャーラは完全な人間になっていた。
周りの話によれば、シャーラは岸に打ち上げられていたらしい。
行く宛てもないシャーラは哀れな捨て子として扱われ、そのまま大聖堂でシスター(男だが)として住み込みで働く事となった。
人間の姿での生活は困難極まりなかったが徐々に慣れていき、彼の赤目も"神の慈悲に縋るべき呪われた無垢"として黙認され、黄色いカラーコンタクトをして過ごしていた。
彼の人魚の力は抜けておらず、しばらく水に浸かると、徐々に人魚の姿に変化していく事が分かった。しかしそれは伏せ、水にトラウマがある(海で溺れた)と嘘をつき隠し通していた。
シャーラは人魚の時は5年に1歳、歳をとっていたが、陸に上がってからは2年に1歳の早いペースで歳をとっていた。
彼にとっては身体の変化に着いていくのが精一杯だったが、周りは普通の人間とは違うその成長の遅さ、赤目に彼を「悪魔の子」と呼ぶようになり、不気味で異端の存在として陰口を叩くようになった。
シャーラは人間が汚く、愚かな存在という事を身をもって知っていった。
10年後、人間で言えば7歳の姿をしていたシャーラは、12歳になった。
その日、大聖堂には自身の父親が運びこまれ、彼は絶句した。
「人魚の血肉には不老不死になる効果がある」
人々はその血肉を貪ろうと期待に胸を膨ませ、抵抗する父親に野次を飛ばしていた。
そしてシャーラは、父親と視線がかち合ってしまった。
父親の瞳孔が開いたその瞬間、その瞳は真っ赤に染まり、血が溢れ出す。その目は最後まで逸らされることがなく、シャーラを見つめたまま動かなくなった。
父親は瞬く間に解体されていき、皿の上で輝く肉、なめらかでとろけていくような食感に人々は舌鼓を打った。
シャーラにも一切れの肉と少量の血が配られたが、手を付ける事が出来なかった。
近くにいた人が善意からシャーラの口に肉を押し付けたが、シャーラはあまりの気持ち悪さに嘔吐し、周囲の興を削いだ。
聖なる儀式を台無しにした彼の醜態は、神の恩寵を拒む「不届き者」として、その場にいた者達の反感を買うには十分だった。
そんなシャーラを嘲笑うかのように、大聖堂の鐘が鳴り響いていた。
後日、シャーラは加工された父親の鱗と骨を身に付け、父親を殺した短剣を持ち、大聖堂を飛び出した。
人間という愚かで醜い生き物を怨み、食料から金品、人をも攫い、盗賊として各地を荒らす。目的の人物(父親を消費した人)を見つければ、その短剣を突き刺した。
そうして8年間過ごしてきた。
賭け事を楽しんでいたシャーラはある日連続殺人犯として捕まり、エルスに投獄される。
そしてシーザと出会い、脱獄し、旅に同行する中で、復讐以外の生き方に迷いが生じ始める。
終盤ではシャーラを養子として迎え入れたいと言う老夫婦が現れ、彼らの為にも強くなる事を決意。
シャーラはクリア後、自身を救ってくれた老夫婦の為に、旅館を継ぐ。
自分を天使様と崇めるパレットと結婚し3人の子宝に恵まれるが、シャーラは子供達が成人する前に亡くなってしまう。
本来、人魚の寿命は1000年(10年で1歳)、二又の人魚は500年(5年で1歳)程だが、シャーラは陸の環境変化への不適応により、残り16年程度しか生きられない運命。
見た目年齢が25歳、生まれてからたった69年で生涯を終えてしまう。
余命を告げられたシャーラは残りの人生を親父とお袋、パレットと子供達の為に過ごすと決める。
ちなみに「人魚の血肉」が「不老不死」に繋がるのは、彼ら人魚の「泡葬(ほうそう)」と呼ばれる弔い方が、人間にねじ曲がって伝わっている為。
彼ら人魚は、
「泡になって消えてしまう前に、残された者がその命を喰らい、繋いでいく」という認識だが、
人間は、
「泡になるはずの命を体内に取り込めば、死(消滅)を克服できる(=不老不死になれる)」と誤解している。
知る者は誰もいないが、シャーラの武器の短剣は、父親を殺した短剣であり、かつて母親の拷問に使っていた物でもあるという裏設定がある。
【シャーラの父親】
かつてはキュウセンベラという魚だった。シャーラの実の父親だが、シャーラの目の前でバラバラに切り捌かれ、肉を食べられ殺される。
妻の事もシャーラの事も深く愛していた。
陸に憧れていた父親は、いつも水面から顔を覗かせアルカマの街を見つめていた。
ある日海に落ちてきた丸い物体(薬)を食べると、体が変化し人間に成った。喜んだのも束の間、人間の脚では思うように動けず地面に倒れた。
そのまま薬の効果が切れ、息もできず、水もなく干からびていく体。死にかけていたところを、シスター(シャーラの母親)が助けてくれた。
父親は助けてくれた彼女の事を忘れられず、彼女にもう一度会いたいと強く思った。そして、古くから伝わる噂を実行することにした。"陸の者の体の一部を喰らえば、その姿に近づける"。
嵐の夜、海にご馳走(人間の死体)が浮かんだ。彼は必死にそれを喰らい、人に成りたいという強い思いが実を結んだ。
かつて彼が飲んだ薬の残滓と混ざり合い、彼は人魚となった。
彼は海の生物から自分と同じ人魚の存在を知り、群れに合流する。色々な情報を集めながら毎日彼女の姿を探し、遂に大聖堂の地下へ通じる水路を辿る。
大聖堂の地下水路は薄暗く、薬品のにおいで充満していた。進む度に泡やぬめりがまとわりついた。
彼女は冷たい水に浸かり、洗濯をしていた。あの頃より少し成長しているが、紛れもない彼女だった。
彼は彼女に話しかけずに、遠くから見つめる。やがて気付き驚いた彼女を、それ以上怖がらせないようにその場で泳ぎ続けた。
沈黙を破ったのは彼女の方からだった。そこからぽつりぽつりと会話をし、あの時助けてもらった魚だと正体を明かす。
彼女は半信半疑だったが、悪者ではなさそうな彼を信じてくれた。明日も会う約束をした。
彼女は彼が語る海の世界の話によく興味を持った。彼は彼女の楽しそうな姿に生まれて初めて恋に落ち、仲を深めていった。
そうして2人の間にシャーラが宿り、彼は喜んだが、彼女の顔は曇っていくばかりだった。
いつしか彼女は彼の前に現れなくなったが、それでも彼は彼女を待ち続けた。
ある日、水路には厳重に仕掛けられた網と、生まれたばかりの二又の人魚が捨てられていた。
彼はその子が自分の子である事を本能的に感じ取り、その状況から彼女が二度と現れないであろう事を悟った。
子にはシャーラと名付け、群れに戻る事を決意。
シャーラが7歳(35年経過)の時、父親はシャーラに街を見せようと再び陸へ近づく。
しかし、人間によって仕掛けられた網にかかり2人は捕らえられてしまう。
父親は網を噛み千切り先にシャーラを逃がす。争い事は好まないが人間には魔法を放ち、海に逃げる。群れ全員でシャーラを探したが、遂に見つかる事は無かった。
シャーラとの再会はその10年後だった。人魚換算では1年程。
父親はまた人間に捕まり、大聖堂へと運ばれた。
「人魚の血肉には不老不死になる効果がある」
「何でも大きな人魚だそうな」
「45年前の人魚だったりして」
人々が口々に言う中、どう切り抜けようか考えている父親の目に飛び込んだのは、12歳程に成長したシスター姿のシャーラだった。
シャーラに意識を逸らした父親は、その隙に後ろから延髄を一突きされ、瞳が真っ赤に染まり血の涙を流しながら呆気なく死んだ。その目に最後に映っていたものは、シャーラか、いつかの彼女か。
輝く鱗は1枚ずつ剥ぎ取られ装飾品に。骨は砕かれ、すり潰され、漢方薬に。温かな血は芳醇なワインのように人々の喉を潤わせ、シャーラを抱き上げた逞しい肉は、不老不死を夢見る者達の飢えた胃袋を満たしていった。
父親は余すところなく解体され、人生の幕を閉じた。
大聖堂の鐘が祝福のように鳴り響いていたが、彼には届かなかった。
【シャーラの母親】
シャーラの実の母親。オオカミのシスター。
天涯孤独で、大聖堂でもあまりいい扱いは受けず、汚い仕事を押し付けられていた。
魚(シャーラの父親)を助けた事がきっかけで人魚との恋に落ちた。
しかし大聖堂では純潔を守る為、恋愛事を固く禁じる掟があった。
「洗濯の時間が異様に長い」
「地下から得体の知れないにおいがする」
「彼女が誰かと話している声が聞こえた」
噂は直ぐに広まり、シャーラを身籠った事による体型の変化で、ついに隠し通せなくなる。
掟を破った彼女は酷く罵倒され罰を受け、終いには硫酸をかけられ包帯でグルグル巻き、寝たきりの状態で幽閉されていた。
幸い、子に罪は無い。子は産みなさいと言われていたが、産まれたのは予想もしない、二又の人魚。そしてこの地で最も不吉とされる赤目だった。
シャーラは直ぐに水路に捨てられ、そこで逢瀬していたと気づいた人間は厳重に罠を仕掛けた。
母親はそのまま衰弱し、シャーラを抱くことさえできずに死んだ。
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