基線◯号
2026-01-01 13:55:17
2717文字
Public 短歌
 

短歌 21-40


紙幣舐め 硬貨を食べる 新人類

カネの代わりに 何で買うのか


 SF短歌というジャンルを発見し、自分でもやってみた。ただ、類似シチュエーションがSCPにある。もっとも、SCPの方はお金が食べたくてたまらなくなった結果世界が大変なことになっていたのですが。
 下七が少し不安定。推敲の方針としては、交換尺度になっているモノを具体的に出す。さて、カネ以外の交換尺度はあるか?物々交換になるか?経済学の香りを出すならタバコになるだろう。そんなこんなで下七を手直しすると、
タバコ1000個と 土地を交換
これくらい極端にすると、新人類というのが言葉だけのもので生物としてのヒトではない可能性も想起させられるかもしれない。
 

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モヤモヤ気分を ごまかせられる


 モヤモヤしているときにモヤモヤしているって書くのやめたい。もうちょっと表現の仕方があると思う。


アパートに 立派な駅舎に 小学校

みんな更地に なってしまった


 エッセイにしようと思っていたことを短歌にした。建物の記憶っていうものは遥かに儚くないですか?という話。更地になってしまうとそこに何があったか全然思い出せなくなってしまう。


雨風で 錆びたレールの 行き先は

草にまみれた ホームの跡地


 旭川から深川方向にかつてあった神居古潭駅跡の風景。ホームはぼうぼうの草の中。レールは撤去されサイクリングロードになっていた。レールを残すかどうかっていうのはどんな基準で決まっているのでしょうね?ただ、短歌のようにレールが残っているっていうことはあんまりありませんね。あと、クマも出るのでそもそも徒歩で行くこと自体が危ない。


保育士と 園児がホームで お出迎え

あの子たちは今 元気だろうか?


 まだ1日3往復あった頃の札沼線、始発電車で終点の新十津川まで行ったとき、引率の保育士さんと園児の子どもたち数人から絵葉書をもらった。リュックの底でクシャクシャにしてしまってすまない……