KUWAOMUHIGの日々4 変ないきもの †🅣

塋園から出て」の数時間後。カブト隊長は変ないきもの。
書き納め。

「ねぇ、カブト………隊長」
「おん、どした」

眠りから覚めてシャワーを浴びて戻ってきたアパセイが、書類の上で昆虫ゼリーを食べていたカブトに声をかけた。

「ここって……蛇口を捻るだけでお湯が出るんだね?」
……きみTが低いとこ出身だっけ?」
「てぃーが低い?」

まだ専門用語を覚えきれていない小さな虫の隊長だからか、余計に話がわからなくなる。
そのまま困り顔で突っ立っていると、カブトがない口を開いた。

「もしかして人権剥奪ってやつ?インフラ壊されたとか?」
「たぶんそっちだと思う」
「そうだよな〜、壊れたコンロとかモーターボートとか置いてあったしあるとしたらそっちだね」

それはそうと酷いな……とカブトは人がコーヒーを啜るかのように昆虫ゼリーの汁を舐める。
お湯が使いたかったら井戸から汲んできて自分たちで沸かしてたんだろうな、でもシャワーなんてわざわざお湯なんて使うわけにもいかないし水だったんだろうな、なんて考えながら。

「あと……ここ個別に作られた異空間だよね?」
「そだけど」
「インフラどうなってんの?」
「あーそこ?それはねー、知り合いに魔法が得意なカフェ店長いてさ、その人に協力してもらった」

エクリプサって人だよ、カフェのスイーツやご飯好評だし今度行ってみたら〜?とカブトが楽しそうに言うので、アパセイは「今度ね」と返した。

「その人の魔法なの?」
「その人だけってわけじゃないよ、お湯作るのは彼の魔法だけど。魔法得意な人にコネあるからねぇ」
「そうなんだ
「あ、そだ、さっき差し入れではちみつ紅茶貰ったんだけど飲む?」
「飲む

虫がどうやってお湯を入れるんだろう……と思ったらぱっとカブトの姿が変わる。
茶髪をルーズサイドテールにして、ダーザインの制服を着たエネルギーを集めて作った人の形をした何か、といった感じだ。
ナチュラルに食器棚からカップとソーサーを出し、はちみつ紅茶のティーバッグをいれ、ポットからお湯を注いだ。

「ほいよ、火傷しないように」

変わらず声はテレパシーのように響いてくる感じだ。口もほとんど動いていない。

「え?え……?」
「なんでそんなにびっくりしてんの?え?」
「カブト隊長って……虫じゃ……?」
「虫だよ。頭見てみ、ほら」

頭部をよく見ると、手を振るように前足を振るカブトムシがいる。本体はここで操縦しているような状態のようだ。

「どどういう……?」
「わかんないけどなんかできるようになった」
「えぇ……

完全に困惑しているアパセイを見て、カブトはやっと「え、普通の虫はこんなことしないって?」と言った。

「し、しないと思う……
「そっかぁ……なんかびっくりさせちゃったみたいでごめんね」
「あ、いや別に……その……
「気にしていいよ、だって私変ないきものだし」
「そういう訳じゃ……なんか……ごめんなさ、い……
「え、え、なんで謝るの!?謝んなくていいよ!?いったん落ち着こう!?あ、熱いから気をつけてねそれ!?」

それから3時間くらいアパセイは動揺していたらしい


⊹ ࣪˖ ┈┈ ˖ ࣪⊹ ┈┈⊹ ࣪˖ ┈┈˖ ࣪⊹ ┈┈⊹ ࣪˖ ┈┈ ˖ ࣪⊹
*KUWAGATA* *1d7i*
†アパセイ *クルエリア ♢エセリカ
❈アリシア ➛ガーラン ❍アレカル
┕ヴィアンキャ ❏機織 ღレフィオリー
⎔しーすけ ✧ブレーク ❅ダーク
❉イーベル ◆デティ ❦ナノカ
⦿ローゼリ 🅣カブト(隊長) ✷ディブリス
❋アーテル ⚝バータラスタ
⊹ ࣪˖ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ˖ ࣪⊹
*OMURASAKI* *1ft5*
▣ジオマ 𖥟カタレオ 𖤓エクリプサ
☾イツカラト 𖧷夜ク之 ꕥ夕ウ鏡
‡ソーンディ博士 ۞イーヴ
◐クレセンティア 𑁍虹ノ世 ☆宵ノ眼
❀月ノ昧 𖣠エール 🟩シン
🟦ノン 🟥アン 🟨エン
ଘモフちゃん
⊹ ࣪˖ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ˖ ࣪⊹
*HIGURASHI* *1hju*
𖥂ぴ! 🅓クワガタ(隊長) 🅢オオムラサキ
𖡡海羽 ❂日也 ⊹氷 𐓏命枝 ▲吉介
༄偉乃