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nozomu_HK
2025-12-25 16:56:42
6757文字
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初めての贈り物は共に過ごす時間を(デーヴェル)
クリスマスプレゼントにデートするデーヴェルの話
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そして迎えたクリスマス
ツリーの下には三人分にしては多すぎるプレゼントが置かれていた
疑問に思っていると穹から二つの包みが手渡される
「これ、サンデーのな」
「ですが、ワタシは」
包みを見ると確かにサンデーへと書かれた紙が挟まっている
しかし、サンデーはもうサンタのプレゼントを貰ったはずだと思っていると、ヴェルトが微笑みながら言った
「それは俺と姫子からだな」
聞けばクリスマスにはサンタからだけでなく両親や親戚からのプレゼントも置かれるそうだ。やけに多いプレゼントはそのせいかと納得した
「すまない。伝えるのを忘れていた」
嘘だ。彼はサンデーを驚かせたくて態と秘密にしていたのだ。いつぞやのように悪戯な笑みを浮かべているのを見て、この人には敵わないなと思った
「....開けてもいいでしょうか」
「勿論だ。気に入ってくれるといいんだが」
姫子も頷いたのを見て、サンデーはそれを開けてみることにした
初めに開けることにしたのは姫子からのプレゼントだ。片手で持てるほどの大きさをした赤い袋のラッピングがされており、少し重さを感じる
「これは......コーヒー豆ですか?」
「えぇ。前にあんたが美味しいって言ってた銘柄よ」
言われてみれば、確かに以前いつもと違うコーヒー豆が手に入ったから飲んでみないかと誘われたことがある。有難いが勿体なくて中々飲めなさそうだと笑う
「ありがとうございます。大事に飲ませていただきます」
「えぇ。楽しんで」
さて、次はヴェルトからのプレゼントだ。緑のラッピングに赤のリボンが巻かれた箱型のプレゼントだ
大きさは姫子に貰った物の、倍以上はあるように思える。その割には重くない
リボンを解いて丁寧に、ラッピングを少しでも破らないように慎重に外していく
「マフラー?」
覗き込んだ穹が言った
ダークグレーのマフラー。昨日ベロブルグで見ていた物だ
「ヴェルトさん。これ.....」
「欲しかったんだろう?」
バレていたのか。恥ずかしさと嬉しさがぐちゃぐちゃになってサンデーはどんな表情をしていいのか分からなくなる
「あれ?もしかしてサンデー照れてる?」
「っ......。見ないでください.....!!」
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