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ぶ
2025-12-01 03:05:11
11387文字
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斜陽に滲む影法師
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【斜陽に滲む影法師】あとがき
すべての痕跡情報の開示(1/2) ・ 開発裏話(2/2)
1
2
≪斜陽に滲む影法師 -亡村-≫
▶ラノシア地方北部、辺境の森林地帯(代替:高地ラノシア オークウッド)
≪痕跡を調査することができます。≫
≪1.影法師/2.家屋/3.周辺の死体/A.血塗られた手記/B.不自然な岩/C.井戸≫
・影法師(魔力DC8)
≪黒い影法師が揺らいでいる
…
。仄かに魔力の痕跡を感じる。≫
影法師の奥から微かに感じるエーテルからは、落ち着いていて寂しげな色なき風のような気配がした。
影をよく見ると、誰かを庇うような動作にも見える。
影法師は武器を振り下ろす姿を形作っている。丁度足元には、大きな刃で叩き切られた村人の死体が転がっているが
……
・家屋(交渉DC8)
≪物陰から変貌した村人が襲い掛かる!あなたは咄嗟にこれを撃退するだろう。≫
更に小さな譫言が耳に届く。『あの娘が
……
蛇を連れて
……
』
村人の言葉が微かに聞こえる。『蛇が
……
頭の中に
……
』
変貌した村人は譫言のように呻き、その場に倒れ伏した。
・死体(洞察DC8)
≪周囲にはいくつもの死体が無造作に転がっている。≫
死体の歯はボロボロに欠けている。まるで金属でも齧ったかのようだ。
死体の口の中に、小さな蛇の鱗を見つけた。魔物や妖異のものに酷似している。
死体の口元は血と肉で塗れているものばかりだ
…
・血塗られた手記(交渉DC8)
≪あなたは手記に目を留める。村人が書き残したものだろうか。所々血にまみれて読みにくい。≫
最近、宿に旅の少女が滞在しているようだ。可愛らしく、目を惹く風貌をしている。
森の奥を抜けた先にも小さな村がある。しかしここしばらく、隣村からの商人を見かけていない。
村人のひとりが、森の奥で蛇に噛まれたそうだ。最近、蛇が増えたように感じる。
・不自然に傷ついた岩(洞察DC8)
≪武器によって削られたような模様がある。≫
痕跡を更に分析すると、傷を付けた人物の体格が推測できる。190cm前後はあるだろう、大柄な人間だ。
大きく重量のある武器による痕跡とわかる。隙間には細かい金属粉が付着している。
傷は矢印を描いているように見える。森の奥を指し示しているようだ。
・井戸(魔力DC8)
≪井戸は濁った水を湛えている。≫
魔力を解析し、呪いの詳細に気付く。幻覚、自己暗示、精神破壊。この呪いを受ければ、理性を失い人を喰らうようになるだろう。
角度を変えて目を凝らすと、差し込む光が苔むした井戸を照らす。苔は細長いものが這ったように削られた痕がある。
湛えられた水が妖しく光り、微かな魔力の気配を感じた。
…
呪われた水のようだ。
≪森の奥へと向かう草の音が聞こえる。まるで自分たちを監視していたかのようだ
……
≫
▶荒廃した隣村(代替:ホルミンスター)
成功4以上:ボス到達時に成功報酬、台詞有
『村のみんながとっても優しくしてくれたから、お礼においしいジュースをご馳走してあげたの。』
『フルーツとハチミツ、隠し味は***』
『みんなに味わってほしいから、お井戸にたっぷり混ぜ込んで。さあ、甘美な絶望を召し上がれ!』
---
≪斜陽に滲む影法師 -暗疑-≫
▶黒衣森南部、森奥の村(代替:ラケティカ大森林 スリザーバウ)
≪痕跡を調査することができます。≫
≪1.影法師/2.襲撃現場の爪痕/3.木の枝に結ばれたメモ/A.証言A/B.証言B/C.証言C≫
・影法師(魔力DC8)
≪黒い影法師が揺らいでいる
…
。仄かに魔力の痕跡を感じる。≫
影法師の奥から微かに感じるエーテルからは、落ち着いていて寂しげな色なき風のような気配がした。
影法師が村の出口へと向かっていく。よく見ると、しきりに村を振り返り、気にかけているように見える。
影法師は村内を徘徊しているように見える。
・爪痕(洞察DC8)
≪畑は作物が散乱し、踏み荒らされている。ここで争いがあったようだ。≫
鋼のように硬い爪だ。余程の力でないと、折ることは不可能だろう。
木陰に折れた爪が転がっているのを見つけた。爪痕とも一致する
……
周囲には大きく抉れた爪痕が残されており、足元には薄っすらと狼の足跡が見える。
・木の枝に結ばれたメモ(交渉DC8)
≪枝に結ばれた紙には、メモが残されている。急いで書いたのか、ひどく読みにくい
…
≫
頭が痛い。人を疑うのは、やはり向いていないな。
あの夜見た影は、女のようにも見えた。
アラン、ベラ、クロエ ひとりは嘘
・証言A(交渉DC8)
≪扉の先には人の気配を感じる。警戒しているが、会話くらいは応じてくれそうだ
…
≫
「
……
そういえば、前に滞在してた女の子も、いつの間にか
……
襲われていないといいけど
……
」
「旅人が友人を助けてくれたと聞いた。それが本当なら、悪いことをしたと思う」
彼は訝しみながらも、落ち着いてふたつの証言をした。「ベラには彼を襲うことはできないよ。あの時彼女は別の場所にいたはずだから。」「クロエは旅人を怪しんでいた。あの襲撃の夜も、彼女は見ていたはずだ。」
・証言B(交渉DC8)
≪扉の先には人の気配を感じる。警戒しているが、会話くらいは応じてくれそうだ
…
≫
「
……
優しそうな旅人だったけど、なんだか急いでた。人を探してるみたいだったけど
……
」
彼女は小さく言葉を付け加えた。「
……
旅人を村から追いだそうって提案したのは、クロエだよ」
彼女は怯えた様子だが、ぽつりぽつりとふたつの証言をする。「クロエが怪しいと思う。だって、アランは旅人のことを知らなかったもの」「旅人が襲われた彼を助けたのを
…
わたし、たまたま見たの。」
・証言C(洞察DC8)
≪扉の先には人の気配を感じる。警戒しているが、会話くらいは応じてくれそうだ
…
≫
微かに呟く声が聞こえる。「
……
あいつが余計なことをしなければ
……
」
家の中で動物でも飼っているのだろうか?扉の隙間から漏れる獣の臭いが鼻をつく。
……
姿は見せないが、扉に手をかけている彼女の指には包帯が巻かれているようだ。
彼女はひどく興奮しているが、会話からふたつの証言を得られた。「アランよ
…
あの男が怪しい!襲われた彼と最後まで一緒にいたのはアランじゃない!」「ベラが旅人を見たなんて言ってるけど、嘘!あいつは旅人が彼を助けたことなんて知らないはず。だってあの場にいなかったもの!」
≪その時、クロエがいたはずの家屋から狼が飛び出し、森の奥へと逃げて行く
……
≫
▶ゲルモラの遺構(代替:キタンナ御影堂)
成功4以上:ボス到達時に台詞有。
『村のみんなは穏やかで退屈そうだから、とっても楽しいゲームを提案したわ!』
『お人形の中身はくり抜いて、素敵なお友達に被せたら、ほら!そっくりさんの出来上がり!』
『さあ、誰がホントかわかるかしら?』
---
≪斜陽に滲む影法師 -生贄-≫
▶ザナラーン南部、鉱山付近の集落(代替:アム・アレーン トゥワイン)
≪痕跡を調査することができます。≫
≪1.影法師/2.子供の証言/3.教会の窓/A.井戸端会議の様子/B.酒場の店主/C.教会の扉≫
・影法師(魔力DC8)
≪黒い影法師が揺らいでいる
…
。仄かに魔力の痕跡を感じる。≫
影法師の奥から微かに感じるエーテルからは、落ち着いていて寂しげな色なき風のような気配がした。
時折、窓から中にいる存在に優しく声をかけているような動きをしているようだ
…
影法師は教会周辺を歩き回り、警戒して動いているように見える。
・子供の証言(交渉DC8)
≪少年が物陰からじっとこちらの様子を窺っている。信用に値するか見定めようとしているようだ
…
≫
「旅人のおっちゃんも協力してくれてたけど
……
一緒にいた姉ちゃんに連れていかれちゃった。
…
なあ、あんたらはおっちゃんが呼んでくれたのか?」
「
……
窓から覗いてたら、バレちゃって。でもあいつ、怖いこと何もしなかったよ。家に帰れって仕草をするだけだった。
…
まるで、遊んだ後の導師様みたいだった」
「教会の魔物を退治しにきたのか?
……
おれ、あいつが悪いやつだと思えなくてさ。魔物の正体、突き止めてほしいんだ」
・教会の窓(魔力DC8)
≪窓は閉じているが、中の様子を窺うことはできそうだ。≫
魔物の襤褸布のような衣服から、鳥のような白い羽が零れ落ちたのが見えた。
一瞬だけ、魔物の姿がノイズがかったように霞んで見えた。その奥に、何か別のエーテルの気配を感じる気がする。
醜悪な風貌をした魔物が見える。何をするでもなく、悲し気にじっと佇んでいるようだ。
・井戸端会議の様子(洞察DC8)
≪数人の婦人たちが井戸を囲んでひそひそ話をしている。こっそりと聞き耳を立てることはできそうだ。≫
「あの旅の人が封じてくれた扉も、いつまで持つものか
…
」「本当にあれで時間稼ぎになるものかしら?」
「大井戸の妖異もまだ生きているんでしょう?」「いつ村が滅ぼされるかわかったものじゃないわ
…
やっぱり、荷物をまとめて出ていくべきかしら
…
」
「導師様が大井戸に向かって、もう7日も経つのよ」「やっぱり、殺されてしまったんだわ。ああ、恐ろしい
…
」「教会の魔物は何を企んでいるのかしら?おちおち夜も眠れないわ」
・酒場の店主の頼み(交渉DC8)
≪店主はあなたの姿を目に留めると、頼みがある、と口を開いた。≫
「あいつはきっと大井戸の妖異の手先だ
…
いつの間にか棲みついて、安全圏から魔物をけしかけてきやがるんだ」
「あの優しかった導師様を喰っちまった魔物だ。許しちゃおけねえ!今すぐでもとっちめてやりてえんだ」
「なあ、教会の魔物の話は聞いただろう。あんたを冒険者と見込んで頼みがある。あいつを退治しちゃくれないか?どうか頼むよ、報酬は村のみんなで出すって決めてんだ」
・教会の扉(洞察DC8)
≪扉は外側から物理的に封印されている。≫
扉の周辺をよく見ると、地面に薄っすらと二人分の足跡が残されている。ひとつは子供、ひとつは恐らく男性と思われる、そこそこ大柄な体格と推測できる。
よく調べると、木板に何か文字が書かれている。「鳥」、「井戸」。
扉は木板と杭で厳重に封印されている
…
ように見えるが、見掛け倒しのようだ。力を込めればすぐに外せそうな程ゆるい。
≪導師が向かったという大井戸がある方角から、暗い風の渦巻く音が聞こえた気がする
…
≫
▶村のはずれの大井戸(代替:マリカの大井戸)
成功4以上:ボス到達時に台詞有。
『とっても優しくて勇敢な導師様。こんなところまでひとりで遥々、村を護る為にいらしたのね。』
『それならご褒美をあげなくちゃ。その御心に相応しい、強くて逞しい立派なお姿にしてあげる!』
『さあ、村へお帰りなさい。魔物も妖異も村を襲うことはないでしょう。あなたが生きている限りは!』
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