有明
2025-11-10 22:41:20
7106文字
Public TRPG卓報告、KP、CoC6版
 

【KP卓報告】 Abikyoukan waltZ:ロマさん 【CoC6版】

有明KP卓の『Abikyoukan waltZ』シリーズのうち、「シリーズを続けて遊んでくれているPLさん」は、PLさんで纏めます。
この卓報告はロマさんのやつ!


2025年1月、置き卓にてプレイ。

月刊かびや / かなむらさま 『Abikyoukan waltZ 秋の巻 失踪者捜索巡り』 Coc6版
KP:有明
PL/PC:ロマさま/鈴森志穂さん



ちょっと長めかつ、当社比で繊細なテーマの話だという認識があったためどきどきしながらの初回しでしたが、志穂さんらしいやわらかな視点でNPCに寄り添ってもらえて、とても良い卓でした


ネタバレ:NPCのこと青山さん登場時、PLの第一声が「いつも迷惑かけてる店主さんだ!」だったのが、そうだねとなるな。それまで様子のおかしい志穂さんの姿しか見せてなかったからな
青山さんを落ち着かせる判定で〈製作:ぬいぐるみ〉で落ち着かせたため、それ以降、ちょっと不安になるとぬいを抱えて落ち着く中年男性:青山御影が生まれていました。可愛いね。

置き卓でじっくりRPしながら遊んだので、青山さんをフォローするRPがこまめに入り、結果、青山さんがすごく安定していった手応えを感じていました。不安になるたびに、明るく笑い飛ばして貰ったり、ポジティブに考えるように誘導してもらったり。
あと、自分がPL時にやってもらって楽しかったので、青山さんのおうちでお昼ご飯を食べたのですが(飯テロ描写素材を使ってダイスを振ってもらい、出た目のメニューにした。選ばれたのはクラムチャウダー、ブロッコリーとマッシュポテトのサラダ、アップルパイ!)、あの「調理をしてメニューについてあれこれ言う、自分が作ったものを人が食べて美味しそうにしているのを見る」の、「喫茶店店主という職を選んでいる青山御影」にとってすごく重要なイベントだったなと終わってから全体を俯瞰したときに感じました。
生活の描写は探索者やNPCが「生きている」ことへの深みを与えてくれるので志穂さんに寄り添ってもらいながら、彼はゆっくりと人間として生きて来た人生を肯定し、「食屍鬼を拒否する」のではなく「人間でいたい」と言えるようになったのだなと。
賽山探索をラストに回したのですが、賽山に行くとき、この陣の青山さんは「母に会ってみたい」と言えた。アップルパイと珈琲を持って行って、「自分はこうして生きていきたい」と言葉と共に料理で母に伝え、母親はその決断を尊重した。そういう構図になったのは志穂さんが細やかに寄り添ってくれたからだよなあと嬉しいです。
「いろんな選択肢がある中で、『今は』人間でいたい」というナチュラルな姿勢で選べた。よいかたちで導いてもらえた。
ロマ卓の青山さんは、他シナリオでも、シナリオ本文よりもすこしだけ前向きに発言するひとになるかもしれません。キャンペーンシナリオの醍醐味ですね。

楽しかったな~!!

シナリオギミックに関する有明の拘り伏せ:https://fse.tw/7PV5I07z
シナリオ:https://booth.pm/ja/items/4175583