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憂依
2025-10-28 01:55:52
4532文字
Public
さのぱち
いつかみたゆめ
メンタル弱い攻めと男前で包容力のある受けが好き~~~!!なので、うちのさのぱちはそんな感じです。
マジでFGOでこんなにヘキを打ち抜かれて沼に沈んだの高杉社長以来かもしれない。永倉さん原田君を幸せにしてくれ~~~って気持ちでイベント始まってからずっと原田君のこと考えてる。
というわけで、弊カルデア設定のさのぱちです
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「で、いつまでこうしてんだよ」
2人が抱きしめ合ってどれくらいたったか。
全く自分を話そうとしない原田に文句を言えば、はあ、と小さくため息が聞こえてきた。
「
……
もうちょっと感傷に浸らせろよ、馬鹿っぱちが」
「はっ。そんな減らず口が叩けるなら元気になったみてーだな」
よしよしと頭を撫でてやろうとすれば、すぐさま腕を振り払われる。マスターには借りてきた猫みたいに好き勝手に撫でさせているというのに、なぜ自分だと嫌がるのか。永倉に原田に対する不満があるとすれば、それだった。
『そりゃあ、恋人に子ども扱いされるのは嫌でしょう』
当たり前のようにマスターである少女に言われたことを思い出すが、やっぱり納得はいかない。永倉だって、恋人を甘やかしてやりたい時くらいある。
しかし、当の本人がそれを嫌がるのであるならば、アプローチを変えていくしかなかった。
「左之助」
未だ自分を抱きしめて離さない男の耳元に、そっと囁きかける。
「今日の俺は機嫌がいいからな。何でも言うこと聞いてやってもいい気分なんだが
……
。こうして、抱きしめ合ってるだけで満足か?」
ガバリと、原田が身を起こして永倉の顔を捉える。
そうして、つい先ほどまでは怯えた子供のようだったというのに、その目には情欲の炎が灯っていった。
「
……
二言はねえだろうな」
「俺がお前に、嘘ついたことがあるか?」
「ん?」と小首をかしげて口元が弧を描けば、原田は一瞬驚いたように目を見開いた。
しかし、すぐさまその顔が緩く微笑む。甘い微笑みは、永倉が一等好きな恋人の顔だった。
途端に顔を赤くして身を固くした永倉に対し、原田は永倉の鉢金に手を伸ばして、そのまま床へと投げ捨ててしまう。
「
……
そうだな。あの頃のお前と交わるのも有りだな」
露出した額に口づけを落としながら、原田は言う。
其処には、先ほどまでの震えた子犬のような姿はなく、愛を性欲で出力することを覚えた狼が立っていた。
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