sousakuyamamusume
2025-10-23 22:26:08
558文字
Public パッチの夢小説
 

蜘蛛の見る夢

蜘蛛のパッチの夢小説


 おっと、これはこれは……
「悪夢の中でさらに眠るとは、何とも酔狂な……君?」
 何故私の身体の上に当然の如く頭を乗せている?
「マジでふかふかだ……。」
 そう言い残し、本当に眠りについた。
「全く、私を枕扱いにする人の子など、君ぐらいなものだよ。」
 早くこちら側に来るが良い、我が親愛なる友人。
 その日がくるのを、待ち望んでいるとも。
「ウヒッヒッヒッヒッヒッ……
 悪夢の教室に、私の笑い声が響く。
 それでも起きぬとは、肝が据わっているのか、悪夢も見ぬほどの深い眠りなのか。
 ならば私も夢を見よう。君がこちら側に来て、永遠に悪夢を彷徨う夢を。