アルカマの女装BARカロツェのサブマスター。元マスターで、2年前ナナミに地位を譲った。お客様好みのカクテルをさり気なくお出しするのが得意。
とても冷静でクール。無口だが気が利が利き、案外心配性。表情が出にくい為、口元に笑った口のデザインの黒いマスクをしている。
耳のイヤリングは幼少期のナナミが彼に作った世界で1つだけの宝物(ナナミは覚えていない)。
キャシーは偽名で本名はロアだが、 知っている人は殆どいない。知っているのは親友のキャサリンくらい。キャシーという偽名もキャサリンが名付けた。
エリートな両親を持ち、幼少期はする事着るもの食べるもの、人間関係まで全て管理されていた為、人付き合いが苦手。
美容師を夢見るも、両親に「将来の役に立たない」と猛反対され、自立と称し12歳で家出し、連絡を絶った。
家出後はスクールの親友キャサリンとバンドを結成し、路上ライブや小さなライブハウスで演奏して稼いでいた。
その頃のバンドは3人のロックバンドで、チーム名はCalico Scratch(キャリコ・スクラッチ)。
キャシーはベース&サブボーカルを担当し、彼のハイトーンシャウトとデスボイスには一定数のファンがいた。
厳格な両親から解放されたキャシーは、 音楽を通じて自分の居場所を見つけ、ロックバンドはやがて4人組のジャズバンド Candy Snog(キャンディ・スノッグ)へと変化し、キャシーはアルトサックスを担当した。
16歳のある日、キャサリンと歩いていたキャシーは公園で喧嘩している子供を見つけ、止めに入る。
その時、片方の虐めている側の子供が近所に住んでいるナナミだと気づき、それからは定期的にナナミに声をかけるようになった。
キャシーは親に抑圧されていた為、ナナミに自分を重ねていた。
ナナミも最初は警戒していたが徐々に心を開き、キャシーを信用し、懐いていた。
しかしある日キャシーがナナミの家の方向を見ると、ナナミの家が燃えていた。走って向かうと、何故か火は一瞬にして消え去り、焦げた建物の中で放心状態で固まっているナナミを保護し、2人で暮らした。
キャシーは家出してから常に短いウィッグ(現キャシーも同様に)を被っていたが、本当は黒の長髪。
ある日、うっかりウィッグを外したまま出かけ、帰ってきたキャシーはナナミがキャシーの銃で遊んでいることに気づく。
唑磋にあげたキャシーの「何してるの!」の大声にびっくりしたナナミは、キャシーの利き腕である左腕に発砲。
逆光で顔の見えない長髪のキャシーが、ナナミの母親と重なったらしい。
キャシーは激痛に蹲るがすぐにナナミに近づき、火属性の魔法で暗示をかけた。ナナミの記憶をキャシーの炎の中に閉じ込め、燃やした。
その為ナナミにはキャシーと暮らした一部の記憶が無く、キャシーは常にその事に罪の意識を持ちながら生きている。
しかしこの消した記憶を元に戻して関係性を変える勇気も無く、毎日ナナミの目を見つめ暗示をかけることで、ナナミが思い出す事が無いようにしている。
(暗示なので毎日かけなければだんだんと解けてしまう。10日も会わなければ完全に解ける)
キャシーは左手の肘から下が義手になってしまい、動かすことはできるが、細かい作業ができなくなってしまった。楽器も思うように弾けず、本当になりたかった美容師にもなれず、ストレスからキャンディ中毒者になった。
ナナミに真実を伝えない理由としては、ナナミが腕の事を知る事で、自分のせいでキャシーの腕は義手になったのだと思い込まないようにする為。
現在のキャシーはバーテンダーとして満足しており、昔ほどでは無いが手先も動くようになった(元々キャシーは手先が器用すぎた)。
サブマスターだが、彼の方がマスターらしい為従業員にはマスターと呼ばれている。普段は裏方の作業をしており、指名しないと出て来ない。
常にキャンディを舐めており、お気に入りは棒無しキャンディ。最近は海柄や夜空柄のキャンディが気に入っている。
ストレスが溜まるとキャンディを噛み砕く癖があり、ストックが切れればテーブルを指でトントンしだす。集中力も切れて完全にうわの空になる。
滅多に拝むことは出来ないが、酒に酔うと気分が高まってアルトサックスを吹いてくれる時がある。それを楽しみに彼目当てで来る客も多いが、キャシーはそれなりに酒に強い為拝めず帰る事が殆ど。
余談だが店内BGMは彼の選曲でジャズ。彼自身はアップテンポが好きな為、流れると内心ウズウズしている。
⬇キャサリンに対して⬇
スクール時代に出来た唯一の友達にして親友。バンド仲間。彼
…女の、些細な事を気にせず、芯のある明るい姿に救われている。キャサリンに対しては少し子供っぽい面もある。
彼女の案でバンドを始め、BARを開業した。人生の恩人。
「ふふっ
……貴方には救われっぱなしね。ねぇ、今夜空いてる?」
⬇イノ(キャナ)に対して⬇
バンド仲間。バンドの活動以外では何をしているのかどこにいるのかすらよく知らない。深入りはしないが、色々と大変そうだなと思っている。
「キャナ!久しぶり。変わらないわね」
⬇モコモ(キャロル)に対して⬇
バンド仲間。気弱な彼を心配していたが、彼の中の熱い情熱に驚かされた。夏と冬、どちらの姿も彼は彼。
「貴方の演奏、とっても最高だったわ
…!また宜しくね、キャロル」
⬇ナナミに対して⬇
弟のような大切な存在。
好意にはあえて気づかない振りをしているが、本音はキャシー自身もどういう関係に落ち着くのがいいのか分かっていないだけ。記憶の件で罪悪感を抱いている。
「ナナミ?私の顔に、何か付いているかしら」
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⬇ミナミに対して⬇
ティンより少し前に入ってきた有能バイト。彼のオンとオフがハッキリしているところが好き。ナナミと上手くいっていて嬉しい。
「ミナミ、ボタンが取れかかっているわ。
……さ、もういいわよ。応急処置だけれど」
⬇ティンに対して⬇
明らかに未成年で驚いたが、有能な為手放せず。ナナミと上手くいっていて嬉しい。
「未成年の貴方が此処で働くこと自体がほぼブラックなのよね。お酒は
…ふふ、まぁそのうちね」
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⬇コメットに対して⬇
ティンが一度だけ連れてきた女の子。純粋さが眩しい。
ティンの話しか聞いていないが、2人の関係が上手くいけばいいなと思っている。
「コメットちゃん、これあげるわ。
…星空みたいで綺麗でしょう?私のお気に入りなの。味は食べてからのお楽しみよ」
⬇パトリシアに対して⬇
最近入ったバイト。グイグイくる性格に少し驚いている。
「そんなにはしゃぐとつまづくわよ
……はぁ、だから言ったのに」
⬇葛ノ葉に対して⬇
隣のスナックの従業員。そんなに話すことも無い。
「あら、どうも。
……キャサリンはいるかしら?」
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