sousakuyamamusume
2025-10-12 00:00:09
660文字
Public ヴィクター
 

食事

ヴィクターとアスカ


 やれやれ、今日は昼食をとる時間は無さそうだな……
 ファーストフードぐらいなら食べる時間もありそうだが、どうも私はあの手の店は好かん。
 手づかみだと?度し難い。手が汚れるし口周りも汚れる。だいたい品がない。
「ヴィクターさん!」
「なんだ。……これは?」
 ぽんと投げつけられたのは、プロテインバーの類。……食べろと?
「お菓子みたいなものですけど、食べないよりはマシです。じゃ!」
 そう言い残し、彼女は白衣をはためかせて立ち去った。
「待て。」
「なんスか?」
「午後六時には戻ってくるように。」
「了解です。じゃ!」
 忙しない奴だな、全く。
 試しに食べてみた。
 なるほど、本当にお菓子みたいなもので……自分からは食べない味だな……