sousakuyamamusume
2025-09-30 19:20:21
599文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

蒸発

さらっと重い悪魔博士2


「なぁ、アリシア。――そいつ、消してやろうか?」
 私の話に耳を傾けていたアクマが、当然のように言った。
「消すって……何をです?」
「上司。アリシアちゃんを悪く言うようなやつ、職場におらんくてもなんとかなるだろ。この悪魔博士の手にかかれば一切の後も残さずジュッと消せるし、後釜にはそうだな、ロボットでもおいときゃええ。見た目も行動もそっくりならバレん。」
 ああ、アクマ。
 貴方はそうやって、当然のように私のことを助けようとしてくれる。
「いいんです。」
「そうか?」
「ええ。――いざとなったら貴方が消してくれると思うと、何言われても気にならなくなります。」
「まぁそんならええけど、消してほしいときは早めに言ってな。俺も準備っちゅーもんがあるからな。」
 ……貴方、もしかして既に結構やる気?
 ふふ、まぁ、いいのだけれども。