sousakuyamamusume
2025-09-29 18:32:10
501文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

夕暮れ

悪アリ


「あら、アクマ。……どうかしました?」
「いんや、アリシアちゃんかどうか確かめたくて立ってただけだで。」
 あら、嬉しい……
「この辺ぁ寂しい明かりしかついとらんからの、そいで俺はこれがあるから余計に視界が悪い。」
 軽く仮面を持ちあげた彼が小さく笑う。
「ほんだで、アリシアちゃんかどうか確かめるために外して立っとった、ちゅーわけだぎゃ。」
「ありがとうございます。ええ。私ですよ。」
 この辺り暗いから、きっと私を心配してくれていたのね。
「ちょっと早いですが、ただいま。」
「おう、おかえり、アリシアちゃん。」
 暗くてはっきりとは見えないけれど、きっと貴方は笑っているのでしょう。
 私も、笑っていますもの。