sousakuyamamusume
2025-09-26 19:00:56
675文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

欠落

悪アリ アリシア腕欠損


……ごめんなアリシアちゃん。こんなんしかできんくて。」
 そう言って彼が持ってきてくれたのは、彼とお揃いの銀色の義手。
「ほんとはな、持ってきた腕でくっつけれればよかったんだけどな……駄目だった。スパッと切れたんとちゃうから断面がな。」
 そんなに哀しい顔、しないでほしいのだけど。
「ありがとうございます。とても嬉しいんですよ、本当に。」
「嬉しって……そんな無理せんで言わんくても。」
「だって貴方にこんなにかっこいい腕をもらったんですもの!」
 こんなに嬉しいこと、ありませんでしょう?
「か……かっこええか?」
「だって貴方とお揃いです。」
「お前さんは何あってもかわらんな…………ありがとさん、ちょっと元気でてきたわ。」
 ああ、よかった。
 私が腕をなくしてから、貴方一度も笑ってなかったから心配だったの。