sousakuyamamusume
2025-09-26 19:00:56
675文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

欠落

悪アリ アリシア腕欠損

 視界に赤い花が咲いた。
 違う、やめろ、やめてくれ……
「アリシア……ッ」
「大丈夫、これぐらいじゃ死にませんよ。」
 そう言って彼女は笑う。
 ……ぶらんぶらんの右腕を、左腕で押さえながら。
 ああ
 なんで、なんでだアリシア、なんで
「なんで、俺のことなんか、かばって」
「私は、貴方がどうかなったときに、治せないけれど、貴方は、私がどうなっても治せるでしょう?」
……治す、治したる……でも、そうじゃ、そういう話ちゃうんよアリシア……。」
 膝を折るな。
 泣き言を言うな。
 絶望しとる暇ないだろ、俺。
 最悪の中から、最善を選びぬかないといけないんだからな。しっかりやれよ、『悪魔博士』。