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しどはち
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短編
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🌱マンドラのぼうけん🌱
漢字Ver(*非公式)
🌱
グリダニアの東の森に、さんさんと明るい日差しが差しています。
今日もぽかぽかいい天気。
マンドラゴラのマンドラは、木の影のお家から外に出て、大きく大きく伸びをしました。
葉っぱもつやつや元気な緑。
今日はどこへ行こうかな?
そよそよ温かな風に誘われて、マンドラはとたとた歩きます。
ぐんぐん伸びた背高の草をかきわけ進んでいけば、そこはトゲトゲ茨がたくさん生えた森の中。少し暗いその森で、エルダーウッドやワイルドボアがのんびりのんびりしています。
歩き疲れたマンドラもぺたんと地面に腰かけます。
そんなマンドラを、じっとみつめる一つの影。
ざざっ
……
。
草を踏む音に気がついたマンドラは、顔をぴょこんと上げました。二つの丸い白いお目めで辺りをきょろきょろ、きょろきょろ。
すると
――
。
なんと一匹のワイルドホグレットが、よだれをたらしながら、マンドラに向かってくるではありませんか。
「ピィーーッ!」
驚いたマンドラは飛び上がり、慌てて逃げ出しました。
小さな根っこの足を動かして、一生懸命走ります。
だけどもちっとも距離は開きません。
ワイルドホグレットの方がずっとずっと足が速いのです。
逃げろ、逃げろ。
焦って走ったマンドラは、地面から張り出た木の根っこに足をひっかけてしまいました。
ぽーん。
勢いよく転んだマンドラの、小さな体が宙を舞います。
どん、ころころころ。
ころころ、ころころ、転がって、茨のツタの隙間にすっぽり。
茨のむこうの腹ぺこワイルドホグレットは、自慢の鼻をひくひくさせてマンドラを探しています。
マンドラは小さな隙間で小さな体をさらに小さく小さくして、みつからないようにそっと息をひそめました。
どれくらいそうしていたでしょうか。
腹ぺこワイルドホグレットはあきらめて、森の向こう側へと帰っていきました。
ほっと一息。
いっぱいいっぱい走って疲れたマンドラは、隠れた茨の隙間で、いつしかすやすやと眠ってしまいました。
目が覚めたら、もうお日様はとうに沈んだ夜の森。
ワイルドボアはみんな寝床に帰り、エルダーウッドもぐっすり眠っています。
茨の隙間から出てマンドラは思います。
なんだか少し寂しいな。
丸い目からほろりと一つ涙をこぼし、とたとたと木の影のお家へと帰りました。
木の影のお家に帰り、夜露で頭の葉っぱを洗うと、マンドラは寝床に入ります。
明日はどこに行こうかな。
星明かりの下、マンドラは目を閉じて眠りにつきました。
明日も晴れるといいな。
/novel by sheed/無断転載禁止・無断使用禁止・AI学習禁止
🌱
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フレンドさんのイラストに描かれていた
マンドラゴラの可愛さに惹かれて
絵本風にしてみました。
その後?のマンドラはこちらのお話に載せています→
https://privatter.me/page/677d36ff65ff2
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