sousakuyamamusume
2025-09-11 18:34:34
1482文字
Public バルディ先生の夢小説
 

古傷

1P-2P→子どもルイさん
3P-4P→大人ルイ先生
5P-6P→ルイおじさん


……まだ、痛む?」
 そっと彼の傷跡を撫でる。
……この年になってもバレんのか。そんなにわかりやすい?」
「そうだね、残念かもしれないけど。」
 知ってるんだ。
 古傷が痛むときの君は、いつもよりも『あの頃』に近くなるから。
……ごめんね、ルイ。」
「いいんだって。マジで気にしてないからさ。」
……君が気にしてなくても、僕は気にするよ。」
 本当は、もっと早く言うべきだったかもしれない言葉。
 子どもの頃の君に、言うべきだった言葉。
「そうか。だからバレちゃうのか。」
 君は笑う。
 困ったような顔で、笑う。