sousakuyamamusume
2025-09-06 18:58:49
579文字
Public れいさんの二次創作
 

お粥

相変わらず志郎くんが病んでいる

 酸以外なら何でも食べられるはずのペリジッドの志郎の『食欲不振』なんて、何をどうすればいいのかボクにはわからない。
 わからないけれど、立ち止まってる場合じゃない。
「食べられそうなら食べてほしいけど、無理しないで。」
 本当に、本当に柔らかく煮たお粥。
 具は、卵と細く裂いた鶏肉。味付けは塩とめんつゆ、それだけ。
「ごめんなぁ、こんなもん作ってくれたんに、食べられないかもしれへん俺で。」
「いいんだ。ボクがやりたいだけだからさ。」
 多分何百年とか食べなくたって死なない、それはボクも分かってる。
 けれど、見ててつらそうなんだよ、今のお前が。
 だからせめて、ボクができることを、やらせてくれ。