sousakuyamamusume
2025-09-03 21:08:46
455文字
Public れいさんの二次創作
 

おしまい

セラさんに置いて逝かれた九重さん


 ああ、もう。
「相変わらずね。ヤケなんか起こさないでねって言ったのに。」
 おかげであの世行きのバスは天国も地獄も大混雑じゃないの。
「セラのおらん世界なんかなくなってまえばいい。綺麗やったやろ?俺の、最期の発明。」
「ええ、大きな花火だった。ここからもよく見えたわ。」
「そのために作ったんや。」
 そう言って彼は笑った。
 なんともないような顔で、地獄行きのバスにならびながら。
「これでもうどこに行っても一緒や。」
 もう、幸せそうな顔しちゃって。