sousakuyamamusume
2025-09-01 00:39:32
1848文字
Public れいさんの二次創作
 

喧嘩

敏三さんとトシミさんの喧嘩
デコピン→2P
殴り返す→3P


「っ、!?」
 あたまが、まっしろになった
 いま
 ボク
 なぐられ、た……
…………ごめん、ごめんな、ごめん……
……いたい……
 ぐらつく視界が、もどる
 じんじんと、痛みがつづく
 いたい
 いたいよ、敏三
「そうやなぁ、痛くしたからなぁ……ごめんなぁ、トシミ……
「いたい、いたい……っ、」
 いやだ
 違う、だめだ、こんな
 ないちゃ、だめ、なのに
……そんな擦ったら目ェ痛なるよ。ほら。」
「やだ、はなせ、はなして」
「気にいらへんのはわかる、そんな資格あらへんのもわかる、でも、いまだけ、いまだけで、ええから。……痛かったな、ごめんな」
 ちがう
 ちがうんだ、敏三
……一回でも、こんなに、いたいのに……ボク、敏三のこと、こんな、いっぱい殴った、だから」
「ええんよ、トシミ。トシミの心は、もっと痛かったんやろ?やから、ええんよ。」
「よくない、よくないのに、ボク……ごめん、ごめん敏三、わかってたのに、さがして、くれてたのに……
 ひどいこといった
 ひどいことした
 なのに、なんで
「ええんよ。俺がなんにもできへんかったのも、トシミがしんどい思いずっとしてたのも、どっちも本当で」
「お前も!……おまえも、つらかったんだろ……!」
 なぁ
 敏三
……しんどかった。どこ探しても、おらん、おらんって。」
「ボクだけが身勝手だ、こんなんじゃ追い出されるのも」
「ちがう。それだけは違う、トシミ。そんな、悲しいこと言わんでや。会えてうれしかったんやから。」
 うれしい、か
……こんなひどいことしても、許してくれるんだ、お前。」
「当たり前やろ。トシミに許されなくても」
……ゆるすよ、ボクも。」