sousakuyamamusume
2025-08-21 18:06:54
849文字
Public れいさんの二次創作
 

ごはんという愛

色々食べさせられる志郎くん

「志郎。」
「なんや、アリ……なんやその大荷物……。」
「全部お前宛だよ。」
 道を歩けば『志郎にこれを』と言われ、最終的にトウモロコシ5本とキュウリ10本、崩れたから売れないらしいコロッケが一袋分。
……俺宛?」
「見ない内に細くなったのが心配なんだって。」
「んな事言われても……。」
「心配なのは僕もそうだけど、まさか僕にまであれこれ渡されるとは。」
 改めて志郎を見る。
 どんどんやつれる一方だった志郎は、いつの間にやや血色が良くなっていた。
 増えたか?本体。
「懐かしいなこのコロッケ、あそこのおばちゃんのやろ。」
「多分そうだよ。」
 自然な流れで手渡した。
 当然のような顔で食べた。
 ……つくばにいた頃は、プリンを食べさせるだけでも苦労したのに。