【能楽鑑賞】#219 第56回 相模薪能

半能「井筒」狂言「宗八」能「融」思立之出

第56回 相模薪能

寒川神社 境内特設能舞台
2025年8月15日(金) 17:30開演

相模薪能奉告祭

一、修祓
一、宮司一拝
一、献饌
一、祝詞奏上
一、謡「四海波」
一、玉串拝礼
一、撤饌
一、宮司一拝
一、黙祷
一、火入れ式
一、僉議

一、半能「井筒」
常ノ娘:中森貫太
 旅僧:舘田善博

  笛:一噌隆之
 小鼓:鵜澤洋太郎
 大鼓:柿原孝則

一、狂言「宗八」
 宗八:野村萬斎
有徳人:月崎晴夫
  僧:高野和憲
 後見:岡聡史

一、神酒賜りの儀

一、能「融」思立之出
尉/融大臣:観世喜正
   旅僧:則久英志
  所ノ者:深田博治

  笛:一噌隆之
 小鼓:鵜澤洋太郎
 大鼓:柿原孝則
 太鼓:小寺真佐人

*・*・*

毎年恒例の寒川神社の薪能。
今年も当選したので、行ってきました。

ただ今年は仕事が休みじゃなかったので、半休で向かうことに。

4時半頃に到着し、ギリお参りも済ませて入場待機列に並ぶと、私が並んだ後もドンドン列が後ろに延びて行くのでビックリ😅

アレでもまだ早い方だったのか運良くスタンド席の最前列が取れたので、とても見易かったです。

ちなみに初スタンド席でしたけど、無理に前に座らなくても、スタンド席の方が段差がある分、見晴らしが良く印象に残った気がします。

もちろん、狂言で表情を観るにはオペラグラスが必要ですけど(萬斎さんが最近よく口にしている“顔芸”が!🤣)、能の方は基本的に仮面劇なので、どんな面なのかなー?どんな装束なのかなー?というのが確認できればOK。あとは肉眼で雰囲気そのものを楽しみました😊

てか、立派な御社殿を背景に行われる能楽は、絵画的な美しさもあって、満足度高しでした。能楽堂では、かぶりつきで観たい派だけど🤣、野外で行われる薪能は、周りの景色や、風の囁き、そして虫の音などもあって、自然と能楽の一体感を楽しむものなんだなと、改めて感じました。

*・*・*

半能「井筒」

今回の演目は、どれも過去に観たことある演目なので、感想もさらっと書きたいのですが、まだ空の明るさが残ってる時に行われた半能「井筒」は、作り物のススキが風で揺れていたのが野外ならではの演出で印象的でした。

私の距離からはミニチュアに映るシテの姿は、どこか可愛らしさもあり、健気な想いを感じ取りました。前半が無いので、今回は純粋に夢幻能としての舞を堪能しました。

*・*・*

狂言「宗八」

狂言は、やはり表情が見えないとキツいものがあるので、オペラグラスを活用しました。萬斎さんが、数日前まで厩戸王子を演じてたとは思えないほど、ちゃんと宗八の顔になってました🤣

主人から仕事を任された時の高野さんのキョトン顔も良かったなー!🤣

この話、前職に嫌気がさして転職したのに、お互い前職の話を得意分野として意気揚々と語ってるのが、なんか面白くて、転職する必要あった?と思ったけど、意気揚々とお経を読む萬斎さんは、いつもの胡散臭い僧の姿を思い出して、やはり俗まみれだと思いました😂

一方、高野さんの活気ある魚捌きも良かったです(やはり料理人の方が向いてるんじゃないかと😂)

これが主人からしてみれば、殺生を禁じてる僧が魚をおろして、殺生を生業としている料理人が殺生を説いてるんだから、そりゃビックリしちゃうよね😂

確かにこれは詐欺に遭ったようなもんだわ😂

*・*・*

能「融」思立之出

最後の能「融」は、観世喜正さんの上手さが遠くから観ても分かるくらい際立ってて良かったです。凄く動きがキレイでした🥹✨

そして、なんと言ってもあの美声🥹✨

これはまたいつか、能楽堂でも観てみたいと思いました。
もちろん、かぶりつきで😁



第55回 相模薪能 感想⬇️
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過去の観劇日記はコチラから⬇️
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