sousakuyamamusume
2025-08-02 13:27:40
880文字
Public ロイクさんの夢小説
 

消耗品

キレるイグラムさん


「寝てねぇからこうなる。だからあの時渡した薬飲んどけって言ったのに。」
 全く、手間のかかる『姉』だな。
 都合が良くなると姉ヅラするし、その割に都合の悪いことは隠せてるつもりでいるし。
 バレバレだってんだよ、アホ。
「眠れてないんだろ。なんだ?罪悪感から悪夢でも見てるか?」
「なんだっていいでしょ、どうせ消耗品なんだから。」
 反射でぶん殴った。
 消耗品?
 俺は
 消耗品のために
 その手袋を作った覚えはねぇんだよ
「もう一回言ってみろ、今度はこんなものじゃすまさねぇぞ。」
……なんで」
「何でも明後日もありゃしねぇよ。飲まねぇなら食べ物に混ぜ込んでやる。」
…………なんで……
 ああもう。
 マジで手のかかるヤツだな。
「テメェに死なれると色々計画が狂うんだよ。だから生きて帰ってこい。……満足か?」
 ただ『死ぬな』と言っても聞かねぇなら理由を付けてやるしかねぇ。
 もうちょいマシな理由でも思いつけりゃいいのかもしれねぇが、そこはご愛敬ってやつだな。