sousakuyamamusume
2025-07-26 18:32:49
527文字
Public ラッセルさんの夢小説
 

テセウス

これでもラッセルさんの夢小説と言い張る

 原生生物に腕を切り飛ばされた。だから、義手にした。
 泣きそうな顔で笑うラッセルに、「よく似合う」と言われた左腕だ。
 私が咄嗟にピクミンを庇ってしまうものだから、あっちゃこっちゃ傷だらけ。毒に冒されて切った右足、ぐちゃぐちゃに噛まれて切断するしかなかった右手首……
 数えることすら飽きたある日のことだ。
「生きて帰ってくることだ。いくら我やパピヨンでも死者を生き返らせるのは難しい。」
「不可能じゃなくて『難しい』なんだね……。」
 そんな軽口を飛ばしながら、拠点を出た。
 周りに集まってくるピクミン達を、今日も守り抜けるだろうか?そう思った矢先のことだった。
……え。」
 宇宙服の着脱装置の不具合で、勝手に宇宙服が脱げた。