sousakuyamamusume
2025-07-25 23:27:19
900文字
Public ラッセルさんの夢小説
 

Amputee

シバさんの腕を切断しないといけなくなったときのラッセルさん


 左腕がスカスカする。
 熱はすっかり下がって、腕がスカスカする以外は元気そのものだ。
「うむ、何よりだ。」
「ごめんね、ラッセル。」
「何、我にしかできないことだろう?」
 そう言って、彼は笑う。
 でもね、私、知ってるんだよ。
 あなたが毎晩のように、魘されてること。
 何科に謝りながら、私を起こさないようにしてること。
……本当にごめん。」
「シバ氏?」
……ラッセルのこと、傷付けちゃったね。」
「おぬしが気にすることではない。」
 私の右手を両手で包み込みながら、真剣な眼差しでそんなことを言うものだから。
「シバ氏、何を」
……抱きしめるには、ちょっとだけ足りないね。」
 ごめんねと、ありがとうを、あなたに。
……ッ」
「泣いて良いんだよ、ラッセル。一人で、抱え込みすぎないで。」
 私が頼んだことなんだからさ、私も、共犯者にしてほしいんだよ。