Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
sousakuyamamusume
2025-07-25 23:27:19
900文字
Public
ラッセルさんの夢小説
Clear cache
Amputee
シバさんの腕を切断しないといけなくなったときのラッセルさん
1
2
我に、どうしろというんだ。
否、我はただ、認めたくないだけだ。どうすればいいのかはわかっている。本人もそれを望んでいる。
「できれば、肘は、のこしてほしい」
毒による激痛と朦朧とする意識で、シバ氏が我に言い残した台詞だ。
それを実行するべきだ、しなければならない、我が、我がやらなければ他に誰ができるというのだ。
「
……
いやだ。」
ぽつりと、言葉が零れた。
「我は、おぬしを傷付けたくない。」
治療のために必要だとわかっている。それの証拠に、既に準備は済ませてしまった。
「ああ、おぬしに我の声がきこえていなくてよかった。今の我を見られていなくて、良かった。」
優しいおぬしはきっと、今の我を見たら傷つく。
それこそ、そのまま死ぬことを是としてしまいかねないほどに。
「おぬしのご両親に、なんて言えば良いんだろう。」
一つ工程を済ませる毎に、返事のない問いばかりが増えていく。
皮膚を切り、肉を切り、血管を結ぶ。
骨を切り、血を止めて、皮膚で覆う。
たった、それだけだ。
いままでの、どんなときよりもずっと、胸が痛くなった。
……
この痛みの正体は、いつになればわかるのだろうか。
1
2
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内