さかな
2645文字
Public かきかけ
 

🐬🌸エタフロごっこ

エタフロ後バストイでごっこ遊びしてるオンボロ寮と、それ知ってちょっかい出す🐬

なにも考えずに書いてたので分かんなくなって2パターンになってしまった……プロットちゃんと立てないから……




 風の弱い、とある晴れた日。たまには日光消毒しようと寮の前庭にレジャーシート敷いて、タライで洗ってはおもちゃたちを並べていく。小舟、水鉄砲、アヒルちゃん、色んな海のいきものたち。
 ようやっと全てを並べ終えて、凝った腰を伸ばす。こうして改めて眺めると、お風呂場の住民たちもいつのまにか随分増えてしまった。

 最初は、エタニティ・フロートが随分楽しかったのか「次はオレ様もひっくり返すんだゾ!」とゴーストたちへ語り聞かせながらはしゃぐ親分へ渡した小舟だけだった。持って帰ってきた魚の水鉄砲も携えて「お風呂で遊ぼ」と誘えば、あんなに嫌がってたお風呂も進んで入ってくれて、今思っても実に良い買い物だった。
 それを知ったエースたちには「お前らいくつだよ」なんて揶揄われたが、なんだかんだ言いつつお泊まりの時にはグリムと一緒に盛り上がったようで、次来たときには自分たち用の水鉄砲と参加者のアヒルちゃんを持ってきてくれて。
 それから徐々に、着実に仲間たちは増えていったのだ。

 眺めるついでに、ちょいと配置を変える。
 エビと猫(アザラシも買おうとしたのだが親分により却下された)を隣同士に、スートの描かれたカニと青い魚もその横に。小舟のすぐ脇にはタコと2匹のウツボ。そして、観客としてそれらを囲むアヒルや魚たち。

 ひとりくすくす笑っていたら、何処からともなく現れる大きなウツボの先輩。

「エタニティ・フロートですね」

 ジェイドは、気に入っていただけたようでなによりです、なんてニコニコ言いながらカニをシュッと取った。

「あっ、その子はダメですよ」
「おや?」
「野生のカニじゃなくて、これはエースなんです。ほら」

 慌てて返してもらったカニの甲羅をジェイドへ見せる。

「スートがあるでしょう?」

 ついでにスペードの魚、王冠の魚、クローバーのカメ、ダイヤの魚も見せる。マブたちと笑いながら描いたのでちょっと歪んでいるが、しっかりスートが入っている。

「ではこちらは」
「海の魔女と伝説のウツボです」
「僕たちではなく?」
「えぇと……ほら、メッシュがないでしょう?」
……なるほど」

 ウツボたちを手に取り、すっと黒ペンを取り出すジェイド。きゅきゅきゅ、とかわいらしい音が聞こえる。

「はいどうぞ」
「わぁ……ありがとうございます……?」

 2匹のウツボにはそれぞれ左右の顔にメッシュらしき黒い線が、タコには艶ボクロが書き足されていた。