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さかな
2645文字
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かきかけ
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🐬🌸エタフロごっこ
エタフロ後バストイでごっこ遊びしてるオンボロ寮と、それ知ってちょっかい出す🐬
なにも考えずに書いてたので分かんなくなって2パターンになってしまった……プロットちゃんと立てないから……
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2
寮の庭にレジャーシートを敷いてバストイを並べていく。洗浄と日光消毒だ。
風は弱いけど陽射しはあるので夕方前には乾くだろう。
*
エタニティ・フロートから帰ってきてからまもないある日。おもちゃの小舟を買ってしまった。あのとき見たお花で飾られたかわいい舟にそっくりで、つい。
グリムもあの行事が随分楽しかったようで、寮に帰っきてからも鼻息荒く「オレ様だってひっくり返せるんだゾ!」と身振り手振りでゴーストたちへ語って聞かせていた。
そんなグリムだから、持って帰ってきた魚の水鉄砲も持って「いっしょに遊ぼ」と誘えば、あんなに嫌がってたお風呂も進んで入ってくれるようになった。最初は「そんなものよりツナ缶!」と無駄遣いを平たい目で見られたものだが、実に良い買い物であった。
合宿時にでっかくしてもらった湯船に浮かぶアヒルと適当な魚が乗った小舟を狙って、水鉄砲をビュンビュン撃つ。魔法だか魔道工学だか、ゼンマイもないのにゆらゆら進むそれは案外しぶとくて。
惜しい惜しい! やった当たった! とグリムと2人してきゃあきゃあはしゃぐバスタイムは、あっという間に日常に組み込まれていった。
当初は小舟と水鉄砲とアヒル数匹くらいだったのに、買ったり貰ったりで気が付けば小さなプラカゴに山盛りになってしまった。
アヒルは立派な団体さんになり、中にはスートが落書きされた個体もいる。
泊まりにきたエースやデュースはお風呂場で乾かしてたおもちゃを「お前らいくつだよ!」って散々笑ったけど、なんだかんだ言いながらグリムと一緒にお風呂に入って盛り上がってたし、おもちゃの仲間たちを持ってきてくれるのだ。
おかげでバスタイムはだいぶ賑やかになった。
ある日は「行けっ!マブの底力!」とスペードのスートが入ったアヒルを小舟目掛けて投げたり、またある日は小舟にハートのスートのアヒルを乗せて「エースには派手なヒレの子がいいんじゃない?」とか言いながら選んで盛大に転覆させたりする。
マブたちが泊まりにきたときはグリムと3人でお風呂に入っていくが、そのときも随分盛り上がっていたようだった。バスルームから時折響く笑い声と、その後監督生が交代で入ろうとしたときの荒れようから、だいぶ楽しんだのが見てとれた。
*
そろそろ日も翳る頃。干していたおもちゃたちを取り込みに行くと、なにやらお友達が増えていた。
「えぇ
……
?」
おそらくゲストルームに遊びに来た友人たちが並ぶおもちゃを見て、黙って並べていったのだろう。一体いつのまに、とくすくす笑いながら増えた仲間たちを手に取る。
色とりどり、大きさも色々な魚、タコ、ウツボ、タツノオトシゴなど海の生き物たち。ついでに林檎とか洋梨とか馬とか陸の小物も増えている。
置いていったひとがわかるような其れらに、また笑いが込み上げた。
「あれ、こっちも増えてる」
木陰を避けるためアヒルをはじめとした生き物たちとは少し離れたところに並べた小舟と水鉄砲のところにも、新入りが並んでいた。
あのとき先輩たちが乗っていたボートに似たものと、元からあったものよりちょっと派手な小舟。
新しい小舟には、エビとウツボが仲良く乗っていた。よく見ればウツボの顔にはメッシュらしきものまで書き足されている。
「ギャッ!」
思わず悲鳴をあげて、ひとに見られたら誤解される! と慌てて手に取るも、ご丁寧に小舟に接着されているのか全く離れない。
「もう、なんで
……
」
「かわいらしいですね」
「ヒッ」
音もなく現れたそのひとは黒いメッシュを左耳にかけてぐうと腰を折ると、しゃがむこちらへにこにこ笑いながら話しかけてきた。
「そのウツボ、僕とお揃いのメッシュですね」
「ちが、ちがうんです
……
!」
吃りながらも、小舟を慌てて後ろ手に隠す。
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