匣舟
2025-06-22 16:15:07
5370文字
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やっと捕まえたって笑ってね

転生パロでずっと夢で誰かに追いつけない夢を夢を見る三が、大会で乱の後ろ姿を追っている時に思い出す話。


(おまけ)

「もぉ〜っ!兵ちゃんも記憶あるわけ〜?それなら早く乱太郎のこと言ってよねっ!」
三ちゃん記憶さっきまで無かったのにどう言えばいいのさ!僕のことも忘れてたのに!」
「まあまあ、二人とも落ち着いてって。」
 乱太郎と三治郎二人の表彰式が終わり、大会も終わったということで自由時間になった三治郎は、大会が終わったので帰ろうとする乱太郎を引っ張って、離れないようにと肩に首を回して、兵太夫と三人で話している最中だった。
 乱太郎はそんな三治郎をなだめつつ、兵太夫に兵ちゃんにも会えて嬉しいよ。と笑った。
「らんたろ〜っ!」
兵太夫が乱太郎に再会のハグをしようとすると三治郎がそれを制止する。
「兵ちゃんでもそれは許せないかなあ〜?」
 三治郎はにこにこと笑顔をうかべているが、目が笑っていない。しかし兵太夫も負けじと笑顔を返す。
「いいじゃんか〜!!感動の再会なんだからさっ!」
「だめ〜!」
 そんなやり取りをしているふたりに乱太郎がくすくすと笑う。なんで笑うのさ〜!とふたりが乱太郎に詰め寄ると、乱太郎はだって、前と全然変わってないもの。と笑った。
「ふたりとも、前と全然変わらないんだもん。」
 乱太郎のその言葉にふたりは顔を見合わせてから笑った。
「だってさ、兵ちゃん!」
「三ちゃんだってそうでしょ?」
 そんなふたりの様子にまた笑う乱太郎は本当に楽しそうで、そんな乱太郎に釣られて二人もさらに笑顔になるのだった。