【能楽鑑賞】#208 第二十回 狂言ざゞん座

狂言「柑子」「清水座頭」「武悪」

第二十回 狂言ざゞん座

宝生能楽堂
2025年6月1日(日)14:00開演

解説 高野和憲

狂言「柑子」
太郎冠者:破石晋照
   主:竹山悠樹
  後見:飯田豪

小舞「雛売」
野村万作
地謡:野村裕基、内藤連、岡聡史、飯田豪

狂言「清水座頭」
座頭:深田博治
瞽女:中村修一
後見:内藤連

狂言「武悪」
  武悪:高野和憲
   主:野村萬斎
太郎冠者:月崎晴夫
  後見:野村裕基

*・*・*

狂言ざゞん座、20回記念おめでとうございます!

ちなみに隣の東京ドームでLIVEを演っていたGLAYさんは30周年締め括りのLIVEだったわけですけども。高野さんが冒頭の挨拶で「隣のGLAYを蹴って、こちらにお越し頂き、ありがとうございます」と言い出した時は、私のことか⁉️と思いました🤣笑



早めに気づいて良かったし😂、帰りには「GLAY EXPOミュージアム」にも寄れたし、無事、水道橋2days出来て結果オーライ!👍


狂言「柑子」

太郎冠者は、昨晩主人から預けられた珍しい三つ成りの柑子(みかんの一種)を持ってくるよう催促されるが、実は三つとも食べてしまっていた。言い訳をはじめた太郎冠者は、 鬼界ヶ島に取り残された俊寛の話まで引き合いに出し・・・。(公演チラシより)


この演目では、やはり黄緑とオレンジのみかん🍊コーデになりますよね。破石さんが着ると一層似合ってるような気がしました。こちらは難なくCLEARと言ったところでしょうか。みかんの皮を剥く手付きがなかなか良かったです☺️



小舞「雛売」

高浜虚子の詞に、万作の師父・六世野村万蔵が謡の節と型を付けた近代の作で、様々な雛人形の名を織り込んだ物尽くしの狂言小舞謡です。野村万作の至芸をご堪能ください。(公演チラシより)


今回は久しぶりに正面席からの鑑賞だったのですが、松の木を背景に万作さんが舞うとなんと神々しいこと!😳✨💦
弟子たちの会に見事に華を添えてくれていた気がします。名人の芸はやはり観てるコチラも身が引き締まります。



狂言「清水座頭」

ある瞽女(ごぜ、盲目の女性芸能者)が身の行末を案じ、良い夫をもちたいと清水の観世音で参籠していると、座頭が一人、これも妻乞いのためにやってくる。座頭は瞽女にけつまづき、お互いに相手の不注意をなじるが、どちらも盲目とわかると仲直りし酒を酌み交わす。その夜、二人はそれぞれに夢のお告げを受け・・・。(公演チラシより)


初見の演目でした。たまたま出会った瞽女と座頭の夢に観世音のお告げがあり、二人はめでたく夫婦となるお話。神様の、丁度同じ場所に似た者同士がやって来たから、この二人をくっつけちゃえ感が凄い(笑)

女役に定評のある中村さんを相手に、深田さんが憧れの座頭役に初挑戦。出てきた瞬間は、あぁ、万作さんの動きを受け継いでいるなァと感じました。初演故に時々硬さも感じましたが、繰り返す毎に良くなるはずですから、憧れの「川上」に向けて、今後も機会に恵まれると良いな、と思いました。

にしても、謡を聴いていたら気持ちよくなって、ちょっとだけ😴。LIVE明けだったもので、つい💦。いかんですな😅💦(反省)



狂言「武悪」

武悪の不奉公に怒り心頭の主人は、太郎冠者に武悪を討取るよう命ずる。太郎冠者はやむなく、腕の立つ武悪をだまし討ちにしようとするが、最期に臨み覚悟を決める様子にどうしても討つことができない。太郎冠者は武悪に逃げることを勧め、主人には武悪が神妙に討たれたと偽りの報告をする。主人はせめて跡を弔ってやろうと東山に向かうが、ちょうどそこへ命拾いのお礼参りに来た武悪が鉢合わせ・・・。(公演チラシより)


今まで萬斎さんの「武悪」しか観たこと無くて、他の人の「武悪」は初めてでしたが、高野さんも「武悪の得体の知れない感じ」がチラチラ出ていて良かったです。

意外と(?)似合うんだな、と思ったんだけど、そういえば「呂蓮」のアドでは、なかなかのサイコパス感を出す人だったわ😂(好き)


一方、萬斎さんの主人役は以前から観てみたいと思っていたので、やっと念願叶ったのですが、出てきた瞬間、万作さんとは違う怖さを感じました😱💦

でも眉間に皺を寄せながら、後ろで正座して待機してる時の姿勢が美し過ぎて、そこは見惚れるレベル✨
いつも思うけど正座した時の手の置き方、角度が美しい!😌✨

でも後半の武悪に怯える姿は、正直、万作さんの方が可愛いと思ってしまいました。万作さんの方が、あの世は気になるけど、幽霊はキライ!って感じが上手く出てるというかなんというか。てか、やはり萬斎さんは騙す方が似合うというか🤣

萬斎さんと高野さんが演る「呂蓮」が大好きなんですが推しが被害者役の時はアレくらい理不尽な目にあって欲しいという願望が出てしまったかもしれません🤣(え?w


そして、月崎さんの「僕には斬れませ〜ん💦」って感じの太郎冠者も、いい味出してたし、似合っていました!👍✨

そして主人との身長差主人の後ろをついて歩く姿が何気に可愛かったです😂

てか、武悪と鉢合わせした時に、太郎冠者が一生懸命隠そうとするけど、二人の身長差的に、これ見えてるよね?バレてるよね?と思ってしまった🤣

今までは、太郎冠者が裕基くんや太一郎さんで、主人は万作さんでしか観たことなかったから、あの場面はナイス・ディフェンス!って感じだったので、余計にそう思ってしまいました😅

同じ演目でも役者が変わると決して同じにはならない、これも狂言の面白さですね☺️



第十九回 狂言ざゞん座 感想⬇️
https://privatter.me/page/6695eb0f482a9

過去の観劇日記はコチラから⬇️
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