まる親現パロ本こぼれ話など

2024/11/12発行

1p 新刊こぼれ話と設定
2p 書式設定と装丁




*新刊こぼれ話

どこぞで知った一人四季アンソロ概念といふものを、私もしてみむとてするなり。
アイス君の本が続いていましたがまるかいて親友も好きです。四季を楽しむというネタはまる親が合いそうだな~と書き始めたのですが原型がなくなりました。例にもれずごはんが好きなので第二テーマがごはんです。
最初に4月を書いて、続きが読みたいと云ってもらえたので調子に乗って続きを書きました。
6話+エピローグ編成なのは12話も書けるとは思えなかったからですが、読み通りになったと思います。もし間を書くとしたら自宅で食べる話や正月の話かもしれない。

四季ということで日本っぽいどこかという舞台設定。
微妙なのはここ近年の日本の四季バランスが狂いまくりだからだ。あと立や波にありそうなもの反映させる調べ物の手間を惜しみました。結局ピアニスト設定のせいで調べ物はそこそこあったけど……

バレンタイン催事の裏側は昔のバイトの実体験がちょっと入っています。仕事内容は好きだったのですが体力的にしんどかったなぁ…………。ショコラティエがやってきてサインや写真に応じてくれるというイベントはびっくりした。意外とそれ目当ての方も多いですね。ショコラティエは登壇するくらいなので気さくな方が多いです。

ピアニスト設定については、『四月は君の嘘』が参考になっています。あれもフィクションですが、ご愛嬌ということで。
最後の一文は、横光利一『春は馬車に乗って』のオマージュでした。綾辻行人『Another』の終わりにも近いかもしれない。春を舞台にした作品では『春は馬車に乗って』がいちばん好きです。




*設定

トーリス
とくに語るところのない平凡な会社員。要領が良いので同年代より稼げる職にいる。なまじ他人より器用貧乏にこなし世話焼き気質なので面倒事を押しつけられがちで運は悪い。
堅実な貯金、そこそこ広い家と良い暮らしをしている。贅沢よりは堅実、財布は締める。電子書籍派。趣味は筋トレで、登山などアウトドアレクレーションも好き。
食事の味は大雑把でそんなにこだわらない方。味の感想も普遍的。
誕生日設定が2月(幻冬舎版1巻)。
ギルベルトとは相性が悪い。人並みに好悪がある。
フェリクスは世話が焼ける隣人。一年経てたぶん親友ってやつなんだろなと思い始めた。

フェリクス
エーデルシュタイン事務所所属のピアニスト。
実家は裕福な方。ピアニストの才を期待され続け、しかし十代後半で一度精神的な疲労等から長期で休み、その後復帰。復帰の際、ローデリヒのすすめで実家を離れて以来疎遠に。定期的に生活費が振り込まれる。アパートの選定理由は事務所に近いから(徒歩10分)。
誕生日設定が7月(幻冬舎版1巻)。
フェリシアーノは病院通いをしていた頃に出逢い、初めてのピアノに関係のない友達。
エリザベータとは先輩後輩。一緒に学祭でバンドをした仲。そこでの愛称が「ポルスカ様」。
数年前から一人暮らしなので、掃除以外は一通りできる。トーリスに甘えている。
トーリスは直感でビビッときた頼りがいのある隣人。親友だと思いたい。

元上司(イヴァン)
トーリスが新卒で入った会社の上司。社長一族の末端だが有能すぎて社長に気に入られてしまっている、不運な役回り。
アルフレッドは大学の情報工学部の同期で、同じ研究仲間。いまでも一緒にごはんを食べるくらいに結構仲がいい。
自分のペースを他人もできると思い込みがあるあんまり上司にしたくない上司だが、トーリスは上下関係抜きの友人ならやっていけそうだなと思います。けっこう同情があるよね……

料理店のシェフ&スタッフ
フランシスとモナコです。ごはんは美味しい。手癖は悪い。そんなシェフをいさめている。
ビストロとレストランの中間くらいのカジュアルな店。

ローデリヒ
エーデルシュタイン事務所の所長、世界的ヴァイオリニスト、ピアニスト、作曲家、と様々な肩書を持つ。芸術家一族。
今作では意外と歳上。
暇があれば人材育成にも力を入れており、ツーツィアやフェリクスに教えていたのもその一環。知人というのはおそらくテレジア様。

エリザベータ
ローデリヒの片腕……ならぬ、迷子防止の付き人。本業は歌手。見るからに売れてるっていうよりは、コアなファンがいてたまに楽曲がCMに使われている、の感じ。
フェリクスが事務所に所属しているのはエリザベータが補佐できるから。先輩後輩。学祭でバンド演奏したときはエリザベータがボーカルで、フェリクスがキーボード、ギターはフェリシアーノ、もう一人、ルーさんを捕まえたんだと思う。たぶん。

バッシュ&ツーツィア
スイスとリヒテンです。創造人名の候補より。バッシュはローデリヒと同い年、リヒテンは一時期ローデリヒにピアノを習っていた。

ギルベルト
本業は不明。株取引とか派遣業とか色々資格を持ってたりとか引く手あまたな人。趣味は筋トレ。
トーリスとは言動が合わない。趣味は合う。それがまたむかつくという。

ルートヴィッヒ
医学生。ルートヴィッヒとローデリヒは遠い親戚。

フェリシアーノ
美大生。フェリクスの友達。入院中の友達のお見舞いに病院に通っていて、入院中のフェリクスと知り合った。
爺ちゃんの影が大きい。兄は家を飛び出していってしまって、いまはトマト農家で働いているらしい。兄弟仲はあんまりよくないけど電話をくれる。
フェリクスは爺ちゃんのことあんまり興味持っていないし、絵画についても聞き流してくれるのである意味気楽。

アルフレッド
ヒーロー派遣会社なる仕事を起こした人。何度かスキップして大学を卒業した天才。イヴァンを引き抜こうとしたが「会社乗っ取った後は、そのうち君の会社も子会社化してあげるから♡」と断られた。
オンラインゲームは普通に一ファン。
喫茶店のメニューはアップルパイとブラウニーが好き。シンプルイズベストな素朴なママの味。

キク
どこぞから引き抜かれた人。エンジニア。アルフレッドはもともとオンラインゲーム仲間。ベータ版からやっているような古参勢。
喫茶店のメニューはサーモンサンドが好き。もちもちのパンにスモークサーモンとクリームチーズ、たっぷりのサラダが挟み込まれた一品。まだ見ぬ同じサーモンサンド好きライバルにときどき食い尽くされて涙をのんでいる。

マシュー
アルフレッドの従兄。事務会計担当。
喫茶店のメニューはレジ横に袋詰めされたミニミニサイズのメイプルバタークッキーが好き。ほんのりメイプルの香り、ほろほろとくちどけのいい食感。

喫茶店の店主&アルバイト
『喫茶スウェーデン』の店員たち。北欧メンバーで、店主:スー、アルバイトのうち、ほがらかでときどき叫んでいる方:フィン、無愛想な高校生の方:アイス。フィンがいるときが当たり。
店主の顔が怖すぎるがリピーターが多いのもあってなんとか命拾いしている店。持ち帰りが人気なのでメニューを増やそうか、でもここで食べていってほしいネック。
アイスは高校生でこっそりバイトしていて、夏休み・冬休み、テストのない期間の休日によくいる。小遣いが欲しいお年頃。まかないではラム肉ホットドックが好き(レア商品)。
フィンは大学生。仕送りが厳しく食費を削って生活していたところ行き倒れ、スーに拾われた。まかないはなんでも好きでまかないのためにバイトしている。家庭教師のバイトを掛け持ちしていて、平日昼間によくいる。就活しないでここで働いてくれたらいいのに……と店主に思われているが気づいていない。
デンとノルもたまに来る。サーモンサンドが食べ尽くされていたらノルが犯人。デンとノルとスーで中学時代に不良だった元ヤン(なのでフェリクスの勘はドンピシャで当たっている)。

チョコレート店の店員たち&パティシエ
ベネルクスです。会計担当:オランダ、接客や広告:ルクセン、ショコラティエ:ベルギー。
ベルギーの壁、兄。鉄壁。
オランダは普段は法律事務所勤めで、ベルの店の会計も有償で任されている。催事の扱いは外部委託のバイトですがチーフスタッフとして金の出し入れをやってる。