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ロンド
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あことま12層目と初めての合同誌の話など
2022.9.19あこがれがとまらない12層目にて発行した合同誌についての雑文。
1
2
余談。進行とは関係がない話。
タイトル案
腹がへっては探窟はできぬ
ちゃんとみんなにも振る舞ったよ!
アビスメシ!
探窟家とアビス飯
みんなでごはん!
深淵の食卓にて
アビスの食卓
探窟家たちの食卓
私の案と執筆者に出してもらった案です。
最終案が探窟家「たち」なのは探窟家でない登場人物もいたので。
*
主催プレッシャーあれそれ。
よく原稿お預かりするプレッシャーがあると聞いたのですが(どこかのだれかの備忘録など調べた範囲で)、私の場合は執筆者の各自負担の差が出ることがものすごく気になってました。
基本的に原稿を頼む側なので(しかも手間に関しては無償で!)、あまり負担はかけたくないなと思っていました。カラーイラストや挿絵をお願いできるかどうかはあらかじめ最初にアンケとってました。追加で描いてくださる方もいらっしゃったのですが、本文のページ数から追加依頼まで各執筆者の担当範囲の上限は基本的に自己申告です。
執筆量関係なく報酬は同じでしたし、無理なくできたかは執筆者にゆだねられてしまうのですが、結果でいえば予定遅れがなかったです。
ページ数やカラーのあるなしで図ることができるものではないですが、全体でみればバランスはとれたと思います。
表紙依頼がいちばん難航でした。フルカラーで、別途特殊装丁データが必須なこと、目印となるゆえに特別気合が入ってしまいそうなことから、序盤から外注を検討していました。
Twitterやイラストレーターへ表紙依頼サイトから何人かの方とご相談して、最終決定しています。
めちゃめちゃ胃が痛かったです。難易度も高いし目印だし、自分の個人誌だと自分の好みですけれども、今回は執筆者全員に満足してもらうことが必須だと思っていたので。
あとこれは全く関係ないのですが、過去に同ジャンルでごはんテーマの同人誌をお見掛けして、それがめちゃめちゃ表紙が良くてすごい欲しかったんですが同時に自分の同人技術と比べてしまい落ち込みました(相手方には全く関係がなさすぎる)。ちょうど表紙で悩んでいた頃だったので情けなくも動揺し別の方に泣きつきました。その件ではすみませんでした。後にも先にも泣いたのはその時だけです。
他人と自分を比べた先は地獄なので比べてはいけない。
自分の原稿は忘れがちなので余裕のあるうちに詰めたほうがいいです。(切実)
最終的に、リアルに時間をとれるかどうかが決め手になったと思います。私はかなり時間をとれた方でした。
個人的なこだわりで、執筆者に意見を聞くことはあっても最終決定は全て主催がしています。そこを執筆者にゆだねたら意見が割れたときに進まないなと思ったのです。基本的にアンケをとるときも好きに意見を述べてもらうより、私が可能だと思う選択肢を出して、その中から選んでもらい補足として追加意見を受け付けています。一回自由投票にしたらやはり進まなかったので、選択肢の用意・最終決定は主催が責任もってよかったと思っています。
具体的には「表紙アンケ取ったらあとで最終決定だけ伝える」、目次の出来上がりをこういう感じでいですか?と聞くのはしないで「こんな感じでできましたので間違いのチェックだけお願いしますと伝える」、みたいな。
これをすると主催が時間使って事前調べをするのが相当になったのと、主催の知識次第になりそうなこと、あと執筆者の意見が通りにくいことの弊害はありそうです。最後の執筆者意見については主催がやりたくてやることだしな
……
と思ったのと、執筆者があれこれ気を回して調べなくても自分の原稿に集中してもらいたいなという目的があったので気にしないことにしました。その代わりに、主催は何をしてるかとかこういうこと考えてますというのはガンガン画像で公開してました。
例外は口絵と挿絵とノベルティの追加依頼です。これはイラスト担当者の都合が第一だったので、私が考えてる案を複数出して、その中からイメージのつくものやできるものを選んでもらっていました。指定が合った方がわかりやすいとのことでした(人によるようですが)。指定が多かったのでラフから完成まで密に相談しています。
*
原稿サポートらしいことはしてなかったです。
たまに質問があったくらい。規約に載せてても見逃しがあるようなので、規約は見やすくなるように改定できたらなと思ったものの無理でした。
あと原稿チェックが少しだけ。私に校正の意思がなく、原稿チェックの受付表明はしてたものの強制ではなかったので、完成原稿提出が初拝見だった方もいらっしゃいました。チェック希望の方はラフを拝見し、設定やセリフに問題がないかを見てほしいとのことでしたが、最初に提示した規定(本文中にタイトルを入れてほしいなど)を除いて直しはほとんど申し入れませんでした。
原稿について、意見を求められたり提出があったとき、客観的返答+主観的感想を分けて返信していました。
客観は事実、必要な確認を事務的に答えています。一方で、私は感想をもらえると嬉しいので、なにかしら進捗を見せていただいたり完成原稿をいただいたりしたときには、私の主観をめいっぱい交えた感想をお送りしました。元々私が局地的な感想魔人なので長文感想がちでしたが、人数が多かったら結構厳しいと思います。
面識あるメンバーだったので多少砕けた感想をサプライズで送りつけましたが、本来は感想の可否を聞いておいたほうがいいと思います。私は感想フォームを設置してる方なら喜んでもらえると思って書きます。そして、意見ではなく感想(面白かった、好きだ、素敵だ)をひとつひとつ拾って書きます。感想の書き方はいろんな方がまとめられていますが、私は良いなと感じたところを伝えるのが基本だと思います。
*
告知時間について。
表のtwitterの告知は20時頃を目安にしてました。
18時~22時頃だと思います。あと金曜か土曜。私は雑なので情報まとまり次第平日に上げてましたが
……
。
執筆者内の情報共有は17時~24時、12時~13時が多かったです。
いずれも返信時間帯はまちまちでした。
ゴールデンタイムとかあると思いますが、私含め連絡取れない時間が人によりまるで違ったので見れるときに見てほしいのスタンスを最初に提示すればいつでもいいと思います。
今回のごはん本は、発行まで時間がなく迅速対応がほしかったので三日に一度はDMを確認してほしいとお伝えしていましたが、実際は週に一度ペースでも大丈夫だと思います。ただし締切間際はタイムアタックになるのでもっと小刻みになりました。
主催はできるだけ張りついてましたが、既読はしていても最大半日お返事に時間がかかったので、まず読みました!は伝えたかったなーとは思います。
私がもともと文字書きだからか、情報共有や規約は長文になりがちでした。しかもとっ散らかってたし。さすがに執筆者内で全文把握できてたひとは主催以外にいなかったと思われます。たまたま依頼しました執筆者が小説を読まれる方ばかりだったのですが、文章をまとまって読めること、大事すぎる。もし次にアンソロするとしたら長文が読めることを必須条件に入れたいくらいです。
*
執筆者同士の情報交換について。
今回は完全クローズドな依頼だったので、主催の私が全員に面識があるのは決まってたんですが、執筆者同士だと面識はあったりなかったりだったようです。
グループDMでも私がざざっと情報を出して、それに返事をもらう(既読のみで流してもらったりスタンプ押したりコメント残したり、私がこだわらなかったので様々でした)ことが多く、執筆者同士での交流はグループDMではとくに見られなかったです。
一般的なアンソロだと実はwebでしか会話したことがないというのも普通だと思いますので、これ自体はさほど気になりませんでした。忙しい方もいらっしゃったので、主催の連絡事項に毎回スタンプ押してもらうのは気が引けましたが
……
。でも本来は、既読をわかるようにするためにできる限りスタンプを押してもらうべきだと思います。
グループDM内で主催から執筆者宛に対応に差が見えないように気をつけていました。敬語の差をつけないとか、グループDMの外で全員に共有しなければならないことを伝えないとか。それゆえ、連絡事項はほとんど前もって用意した文章をコピペしてました。
主催は全員の情報を定期的に収集してましたが、執筆者内でどの程度公開するかはとくに気をつけていました。
個人情報にあたる情報(あことま12に参加するかどうか、連絡が取りにくい時期、など)は表のtwitterから感じ取ることは可能でしょうが、あえて共有はしてません。
モチベーションにつながる情報も段階的な公開、もしくは非公開にしています。各執筆者の予定ページ数は最後に共有でした。ページ数はわかりやすくどれだけ執筆するかを感じてしまうと思ったので。また、誰がどのタイミングでプロットや原稿などを提出したか、あるいは最後だったかはわからないように、集計しても時間をずらして公開してました。グーグルフォームでの提出は完全シークレットになって便利でした。
悔やむべきは誤字脱字を結構頻繁に発生させてしまったことと、返信が何回か遅くなってしまったことでしょうか
……
。
*
全体のお知らせと個別の確認について
個別の方は最初やらなかったですが、グーグルフォームは提出すると答えが提出者に見えないのでちゃんと確認した方が良かったと思います。
以下は後半頃に個別に確認していた内容です(全て文章を変えています)
――――――――――
〇〇さんこんばんは、
完成原稿ご提出ありがとうございます。
本日をもって受領しました。
以下が受領しました内容です。
・本文p.2~p.6 『タイトル』PSD全5p
・あとがき文(後日実際のページをグループDMに公開します)
・マシュマロのQRコード
・あとがきの挿絵
いくつか確認です。
・ご質問にありました、〇〇ですが、私の主観だと大丈夫だと思います。必要であれば注意書きに足しますが、どうでしょうか。
・あらすじ文の変更、以下のように承りました。「××
………
」
・枠外のメモは印刷に乗らない予定とのこと、了承しました。
――――――――――
加えて返信期限があれば記載しています。どんなに急ぎでも、回答期間にはある程度余裕持つ必要があると思い、二日以上時間を取ろうとしていました。(急ぎのもありましたが)
一方、グループDMだと以下のようにお知らせを書いていました。(一部伏せています)
――――――――――
こんばんは、みなさま最終プロット提出ありがとうございます。
ご提出内容は、一部主催向け回答を伏せたうえで、ノンブル指定を追加し、規約3ページ目に置きました。
予定ページ数は、64ページです。(増えてますが空白ページです)
また、装丁内容を最終決定しました。利用する紙も併せて2ページ目、本文設定の後に置いてます。
八月中旬頃に完成原稿提出となります。
・完成原稿
・巻末あとがき
・巻末あとがきに載せる挿絵(入れたい方のみ)
・感想のQRコード(入れたい方のみ)
が主な内容となります。
あとがきについて、ひとりあたり
・文章量目安
…
100字~600字
・大きさ目安
…
A5サイズ1ページの半分(上下並び)。A6サイズ横書きくらい。実際は断ち切り線より内側に配置しますので、やや小さめです。
・挿絵
…
ご希望の方のみ。PNG、縮小可能にしてください。サイズは上記大きさを目安にしてください。文章量によっては挿絵の上に文字を配置するかどうか伺うことがあります。
原稿提出時の注意点
・基本的には最初に提示した注意点は変わりません。ノンブル、作者名、タイトル、終わりを示す印を入れる必要があります。原稿提出時にチェック項目を設置します。
・いざというときのため、バックアップは残してください。
・ページ数が飛ぶ原稿はファイルを分けてください。(カラー、あとがきなど)
・圧縮不要です。サイズが重い場合はzip形式で圧縮可。
・ファイル名は適当で構いません。こちらで変更します。
ひとまず、上記内容で把握お願いします。
原稿は8月〇日頃~8月〇日を目安で受け付けますが、もし早く提出したい場合はお申し出ください。個別DMに提出用グーグルフォームを送ります。
よろしくお願いします。
――――――――――
上記のような感じです。
あらかじめ文章をWordで打って、コピペしてグループDMに載せていました。
*
装丁内容
〈表紙〉
用紙 コートカード紙180kg、フルカラー印刷
遊び紙 香り遊び紙メイプル、前のみ
サイズ A5
PP加工 マットPP
特殊加工 エナメル加工(表紙1-4の中で30%まで)
製本 無線綴じ、右綴じ
背幅 5mm
〈本文〉
ページ数 モノクロ本文64ページ、フルカラー口絵2ページ
遊び紙 香り遊び紙メイプル、前のみ、口絵の前
口絵紙 コート110kg、両面フルカラー印刷
用紙 コミック紙ホワイト、モノクロ印刷
印刷所プリントオンさんのセットを利用しています。
お気に入りの印刷所です。サポートは(おそらく事前に頼まなければ)細かいところまで見てくれるほど手厚くはないですが、色々加工ができていいです。あと電話苦手なので連絡が全てメールなのが好きです。
初期案は、表紙に香り加工を使う案とワクワクドキドキセット(装丁おまかせ)と浮き出し加工の案を考えてました。
エナメル加工にしたのは主催の好みです。特殊加工したかったのです。あと印刷所さんの季節のフェアでお安くなってたので乗りました。
口絵(フルカラーイラスト)は最初から入れるつもりでした。主催の好みです。
キャラクター入りの表紙案も出してました。表紙依頼の都合で没になりましたが。
今思えば箔押しやコーナー箔などもうひとつ加工はできたと思いますが、ページ数が50あるかないかくらいの計算で初期案出してたときに更に特殊装丁もりもりはできなくて
……
。単価高くなるので
……
。結果的にもそれなりに高いですがやりたい装丁はやりきりました。
実物はカラーがポップで派手な印象ながら、マットPPでしっとりした手触りにエナメル加工のぷっくり感とときどきキラッと光に反射する感じが良かったと思います。
ゆるされるなら、エンボス入れても手触り変わって面白かったかもしれない
……
。
冊数が多かったからか予備分は10冊ほど入っていました。
印刷ミスは一冊、汚れがついたままPPがかけられているものがありました。
会場で並べたとき、イラストの雰囲気が他の本と紛れてしまったので、大きめのポスターを作るか、キャラクターイラストの表紙でも良かったなぁとちょっと思います。
*
主催担当ページ文字組み
〈文字方向 縦書き〉
段数 2段
段の幅 84.2mm
段の間隔 5.6mm
文字数 30字(字送り7.95pt)
行数 23行(行送り13.8pt)
行間 固定値、14pt
〈文字方向 横書き〉
段数 1段
文字数 不明
行数 不明
行間 固定値、14pt
〈共通〉
サイズ 幅154mm、高さ216mm(A5サイズより両端に3mmの塗り足し)
余白 上21 mm、下21mm、内16mm、外16mm、とじしろ8mm
ヘッダー 11mm
フォント 源瑛こぶり明朝v6
文字の大きさ 9pt(一部8.5pt)
ルビ
配置 均等割り付け2
フォント 源瑛こぶり明朝v6
文字の大きさ 4.5pt
オプション設定
禁則文字の設定 高レベル
イメージのサイズと画質 解像度「高品質」、「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェック
ファイルにフォントを埋め込む 「文書に使用されている文字だけを埋め込む」「標準システムフォントは埋め込まない」にチェック
縦書きのページに画像挿入で文字枠を入れることで無理やり横書きにしています。
二段文字組みのベースは前回の寄稿に使ったものが良かったのでだいたい流用しています。塗り足しを足したくらい。
オプション設定は上記三つだけあえて標準設定から変えています。「標準システムフォントは埋め込まない」だけはあってもなくてもいいかも。他はしないと文字組みや画像解像度はガタガタになる。
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