かなざわ
2025-05-04 18:23:00
4458文字
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君は愛されているよ

芽衣子生存、司の下宿先が鴗鳥家になるIf
タイトル通り愛されててシングルスケーターになる司くんが見たくて設定捏ね回しました。設定説明が主です。小話ぽいものは2ページ目以降。

◆経緯説明

芽衣子の病状が原作より軽く、かなりスケート好きみたいなので病気になる前は海外遠征とかして見に行ってたのでは?何なら英語も喋れたりするのでは?という前提を付加。
名古屋で司と出会った直後、司がスケートしていると明かしてこないのでこっそり応援しようと思っていたけどスケオタ同士として話がしたい気持ちが抑えきれなくなり「司くんてスケート選手、誰が好き?」「えっ」「黙ってたいみたいだったのにごめんね。私、どうしても司くんとスケートの話がしたくて!」的な感じで堂々支援体勢に。こっそりではなくなったので、司は原作よりリンクでの練習回数が多い。
芽衣子はスケオタ話出来るのが嬉しくて持ってる映像(動画サイトに上がってない貴重なものも多数)を司に見せたりする。一緒に見てる耕一はルールなどがほぼ分からないので、司が今のはこういう感じですよーって説明したり。「ってことなんです、今のは」「なるほどねえ、司くんの説明は分かりやすいなあ。今度生で観戦しに行こうよ。解説聞きながら見たい」「いつにしましょうか!」「ま、待ってください?」ここで色々なスケーティングを見たおかげで、鷹の目持ちの司の滑りの幅が広がる。
司、耕一、芽衣子の三人でリンクに行き、フォームの確認したいでしょ、動画撮影してあげるから滑ってみて、で実際にスケーティングを見てほぼ独学とは思えない滑りに「司くんは年齢なんて理由でここで埋もれさせちゃダメだ!」って加護夫妻は絶対支援してく意思を固める。

芽衣子の通院のとある日、耕一が仕事で急に呼び出される事態が発生。その日は病院終わった後に三人でリンクに行く予定だったので司に予定がダメになった連絡をすると「芽衣子さんの付添いは俺がしますから、病院で待っててください」で病院に迎えに来た司と芽衣子は二人で帰路につくことに。
芽衣子の体調を見つつ、タクシーを使うかバスにするか話していると、司がちょっと待っててください、とその場を離れて病院入り口横に立っている人物の方へ歩み寄っていく。その人物に話しかけた司がなにやら慌てている様子で不思議に思った芽衣子が近づいていくと、相手が外国人で言葉がカタコトだったので会話に苦労しているようだった。
体調を崩す前は海外遠征してスケート観戦をしていて簡単な会話くらいなら出来る芽衣子が助けに入ると、相手がエイヴァであると判明(司も話し掛けた時に気づいてる)。曰く初めて来た病院だったので帰り方が分からないとのこと。どこまで行きたいのか尋ねると加護家までの途中にある駅だったので一緒に帰りましょう、ということになる。
エイヴァは芽衣子と英語で話が出来る上に、お互い妊娠中だと分かって更には芽衣子がフィギュアスケートが好きだということもあり意気投合。連絡先を交換するまでに。ちなみにエイヴァはこの時点で司を芽衣子の弟だと思ってる。

芽衣子とエイヴァが友人になり数ヵ月が経過。司も芽衣子の付き添いで数回エイヴァと顔を合わせている。司は英語を改めて学び直し、芽衣子の仲介もありつつだがぎこちないながらも少しずつ会話が出来るようになってる。
ある日加護家を訪れた司の元気がない。問い質すと父の仕事の関係で引っ越すことになった、引っ越し先は九州の郊外で、調べたが近くにスケートリンクがない場所でもうどうしたってフィギュアスケートを諦めるしかない、とのことだった。
応援してくれたのに何も返せない、と謝る司を見て芽衣子は一つ決心する。
芽衣子はエイヴァに、司のスケーティングを撮影した動画を送ることに。コネに頼るような真似をして縁を切られても構わない、ただ彼のスケーティングを見て欲しい、と。
この頃の司の滑りは夜鷹を基点に、これまで加護家で見てきた様々なスケーターたちの良いところを繋ぎ合わせたようなもの。粗削りな箇所も多いが、コーチがついていないとは思えないレベルかつ十分に人目を惹くスケーティング。
氷上で滑走する司の眼差しに本気を感じたエイヴァは、慎一郎に話を持ちかける。司16、慎一郎26なのでまだ現役続行中。慎一郎は名港ウィンドFSCのヘッドコーチに司のスケーティング動画を見せて相談する。

後日、司は一人名港ウィンドFSCのリンクを訪れる。芽衣子を経由し司のスケーティングを目の前で見せてほしい、と連絡があった。
芽衣子も一緒に来ると言っていたが、赤ん坊の羊をリンクサイドに連れて来るのを反対かつ芽衣子が出産後から体調を崩しがちなのを知っているので、そこまで付き合ってもらうわけにはいかないと断って司一人で来ている。(耕一も同行を申し出たが商談が入り断念)
ここに来るまでに司は二人から散々スケーティングを褒められ、援助は惜しまない、住むところも何とかする、後先なにも考えなくていいからフィギュアスケートの世界に飛び込むことだけ考えて、と言い聞かせられている。(ファンブック情報から察するに、司の自己評価の低さは大会での失敗もあるけど親と弟からの理解が得られてないことにも起因するのかなと思ってるので、この時点ではまだそこまで精神的に落ち込んでない)
司は誰にも師事を受けていないとは思えないレベルのスケーティングを見せ、どうしてもフィギュアスケーターになりたいという熱意を伝え名港ウィンドFSCの所属になる。
家族には耕一(下宿先兼保護者枠)、ヘッドコーチが説得を協力、名古屋残留が決定。

司が加護家に下宿するようになって1年が過ぎる頃、芽衣子に転院の話が持ち上がる。
芽衣子の体調は悪くなってもいないがよくなっているわけでもなく、今後を考えると横浜にいる専門医のもとで集中的に治療に専念して回復の方向に持っていった方がいい、という話。
その話を聞いた司は「治した方がいいに決まってるじゃないですか。治して、それで俺のスケート生で観戦しにきてください。俺? 一人暮らしします」て感じ。
司・加護・コーチで話し合い、司は名古屋で一人暮らし、加護家は横浜へ。

一人暮らし始めて半年経過頃、司に不自由がないか聞いた慎一郎。元々実家でも家事の手伝いしてたんで大丈夫ですよー、と笑った司が、ふと考え込む顔に。
何かあると察して問うと「自宅の郵便受け以外で手紙とか受け取る方法ってあります?」で、詳しく聞き込んでみると、司本人に自覚はないがどうやらストーカーに付きまとわれていると発覚。
司自身は「なんか気持ち悪い郵便物増えたなあ、大会出ることも増えたし嫌がらせかなあ、ポスト封鎖しちゃいたいなあ、でも受け取れないと困るものもあるし」くらいの感覚。
これは早急に対策しないとマズイと察知した慎一郎、エイヴァに相談し、加護夫妻にも報告した上で司を自宅に保護することに。司本人にストーカーの件を知らせると絶対に自宅に招かれてはくれない性格なのは分かっているので、初めての育児で慣れないことが多く日常生活で手伝ってくれる人がほしい、みたいな方向で話を持っていく。司は加護宅に下宿していた経験があるのと、芽衣子とエイヴァが会うのに付き添いをしていたことがあるので、それを買われたと思っている。(理凰とも面識あり)
(その後ストーカーは司と同じアパートの住人♂と判明、引っ越しの挨拶やすれ違うと笑顔で声かけなどで優しくされたと思ったと供述あり)
実際鴗鳥家に下宿するようになった司は家事育児手伝いとエイヴァの日本語勉強の補助をしてくれるので歓迎される。司にとってもエイヴァから英語を教えてもらえる、鴗鳥家所有のスケート関連資料を見せてもらえる、全員スケーターなのでスケートの話がたくさんできる、なのでWin-Win。
慎一郎がまだ現役なので「司くん」「慎一郎くん」で呼び合うように。司に自覚はないが鴗鳥家からは家族扱いされてるレベル。
慎一郎の呼び方を聞いていた理凰も「司くん」と呼ぶようになる。